経団連副会長にDeNA・南場智子会長 初の女性

2021.02.24
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by 時事通信

 経団連が副会長にIT・ゲーム事業大手(DeNA)の南場智子会長(58)を起用する方針であることが24日、分かった。3月8日の会長・副会長会議で内定し、6月の定時総会を経て就任する。女性の副会長は初めてで、人材の多様性を推進する姿勢をアピールする。
 南場氏は米コンサルティング会社勤務を経て、1999年にDeNAを設立。同社はモバイルゲームなどの事業を展開するほか、プロ野球「横浜DeNAベイスターズ」を保有する。南場氏は政府の成長戦略会議のメンバーも務めている。
 2030年までに企業の女性役員比率を30%以上にする目標を掲げる経団連は、南場氏の起用で自らの役員人事でも多様化を進める。
 副会長には、南場氏のほか、の橋本英二社長(65)、の柵山正樹会長(68)も就任する。(2021/02/24-23:40)

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