あおり運転、58件検挙 異常接近が最多、自転車も―厳罰化後半年・警察庁

2021.02.25
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by 時事通信


【図解】警察が検挙したあおり運転

【図解】警察が検挙したあおり運転

 警察庁は25日、あおり運転を厳罰化するため「妨害運転罪」を新設した改正道交法について、昨年6月の施行から半年間のまとめを公表した。全国の警察による検挙は自転車も含めて58件(57人)で、「異常な接近」が最多だった。
 あおり運転が原因の事故は7件起き、いずれも当事者は軽傷だった。
 検挙内容は、後方からの異常な接近が13件で最も多く、次いで急ブレーキが11件。前方で蛇行するなどの違反は10件で、うち2件は自転車によるものだった。高速道路上で停車する行為も5件あった。
 17件は悪質なケースだとして、罰則が通常(3年以下の懲役または50万円以下の罰金)より重い、「著しい交通の危険」(5年以下の懲役または100万円以下の罰金)が適用された。逮捕事案は9件あった。
 54件ではドライブレコーダーの映像が残されており、重要な証拠になったとみられる。都道府県別は大阪が7件で最も多く、埼玉、岡山各6件、北海道4件など。年代別では最多が40代の18人で、30代と50代が各13人で続いた。
 あおり運転につながるなどとして、警察が「車間距離保持義務違反」で取り締まりをした件数は前年同期比1656件減の6536件で、高速道路上が大半だった。同庁は、厳罰化の影響で減少したとみている。
 同庁は、携帯電話を使用しながら自動車などを運転する「ながら運転」が厳罰化された影響も公表。2019年12月の施行後1年間で起きた死傷事故は、前年同期比約53%減の1291件だった。
 あおり運転は、17年に東名高速道路で夫婦が死亡した事故などが契機となり社会問題化し、厳罰化された。(2021/02/25-10:16)

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