コメ、果物など1975品種対象 海外持ち出し禁止第1弾―農水省
農林水産省は9日、改正種苗法の施行に伴い、北海道のコメ「ゆめぴりか」や長野県のブドウ「ナガノパープル」など、計1975品種の苗木や種子の国外持ち出しが禁止になると発表した。日本で開発された優良品種の海外流出を防ぎ、農産物のブランド価値を高める狙い。規制品種の公示は今回が第1弾となる。
農産物の新品種の海外流出防止を目的とした改正種苗法が今月1日に一部施行され、種苗の開発者が希望すれば国外への持ち出しを制限できるようになった。(2021/04/09-08:42)