緊急宣言、早期発令が必要 感染者急増で「第4波」―日医会長

2021.04.14
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by 時事通信

 日本医師会の中川俊男会長は14日の定例記者会見で、今月末からの大型連休で人の動きがさらに増え、新型コロナウイルスの感染者急増が全国に波及する恐れもあることを踏まえ、「早期の緊急事態宣言の発令も必要だ」との認識を示した。現在の感染状況については「第4波だと思う」と言明した。
 中川氏は大阪府内の新規感染者が1000人を超えたことを受け、「必要なときに適切な医療を受けることができないという『医療崩壊』が始まっている」と指摘。その上で「このような状況は、3週間遅れで宣言を解除した首都圏1都3県でも発生する恐れがある」と警鐘を鳴らした。
 さらに、新型コロナ対策の「」の適用が各地で広まっていることから「全国的に感染者が急増しているという認識をした方がいい」と強調した。(2021/04/14-18:15)

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