次世代小型車に新ルール 電動スケーターや配送ロボ―有識者が中間報告書・警察庁

2021.04.15
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by 時事通信


新たな交通ルールの適用が検討されている次世代小型モビリティー(移動手段)。写真左から電動キックスケーター、自動配送ロボット、搭乗型移動支援ロボット(警察庁提供)

新たな交通ルールの適用が検討されている次世代小型モビリティー(移動手段)。写真左から電動キックスケーター、自動配送ロボット、搭乗型移動支援ロボット(警察庁提供)

 電動キックスケーターや自動配送ロボットといった次世代の小型モビリティー(移動手段)に関する新たな交通ルールを議論している警察庁の有識者検討会は15日、最高速度や車体の大きさを基準に新たな車両区分を設け、走行場所などを決めるべきだとする中告書をまとめた。
 検討会は今年度中に最終報告書をまとめる方針で、警察庁は報告書を踏まえた道路交通法の改正を検討する。
 検討会は、公道での実証実験が行われている電動キックスケーターや自動配送ロボット、搭乗型移動支援ロボットなどについて議論。いずれも現在の道交法に当てはめると、走行場所が制限されるなどして性能を生かせない恐れがあるという。
 報告書は、最高速度が自転車と同程度の時速15キロ以内で、車体の大きさも自転車相当のモビリティーを「小型低速車」と位置付けた。電動キックスケーターが該当し、走行可能なのは車道や自転車専用レーンなどで、歩道は原則として認めない。運転者には年齢制限を設けた上で免許は必要とせず、ヘルメットの着用は強制ではない努力義務とした。
 最高速度が歩行者の早歩きぐらいの時速6キロ以内で、電動車椅子相当の大きさのものは「歩道通行車」と規定。自動配送ロボットや低速の搭乗型移動支援ロボットが当てはまり、歩道や路側帯を通行する。
 自動運転の場合は、歩道の端に寄るなどして歩行者や自転車の通行を優先させる。ハッキングによる暴走事故が懸念されるとして、サイバーセキュリティー対策の必要性も明記された。
 検討会は今後、歩道通行車の最高速度を時速10キロまで引き上げることの是非などを議論する。(2021/04/15-10:07)

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