徴用工、慰安婦で平行線 処理水批判に茂木氏「懸念」―日韓外相

2021.05.05
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by 時事通信


会談に臨む茂木敏充外相(右)と韓国の鄭義溶外相=5日、ロンドン(外務省提供)

会談に臨む茂木敏充外相(右)と韓国の鄭義溶外相=5日、ロンドン(外務省提供)

 【ロンドン時事】外相は5日午前(日本時間同日午後)、韓国の鄭義溶外相と訪問先のロンドンで約20分間会談した。日韓外相の対面での会談は昨年2月以来で、両氏の顔合わせは初めて。茂木氏は元徴用工や慰安婦をめぐる問題で韓国が国際法違反の状態を早期に是正するよう求めたが、鄭氏は韓国側の立場を改めて主張し、歩み寄りはなかった。
 茂木氏は徴用工問題に関し、戦時中までの請求権問題の「最終的解決」を明記した1965年の日韓請求権協定に基づき、日本企業の資産現金化は「絶対に避けなければならない」と強調。ソウル中央地裁が日本政府に元慰安婦への賠償を命じた1月の判決についても、韓国政府に適切な措置を取るよう要求した。
 これに対し、鄭氏は「日本の正しい歴史認識なくして過去の問題は解決できない」と反論した。
 鄭氏は、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出が「韓国国民の健康と安全、海洋環境に潜在的な脅威になり得る」と指摘。周辺国との事前協議が不十分だったとして「深い憂慮と反対」を表明した。茂木氏は、海洋放出を批判する韓国政府の対外発信に「懸念」を示した上で、「今後も必要な情報提供を続ける」と説明した。(2021/05/05-19:34)

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