東京五輪中止、署名35万筆超 IOCや都に要望書―宇都宮氏

2021.05.14
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by 時事通信


記者会見する元日弁連会長の宇都宮健児氏=14日午前、東京都庁

記者会見する元日弁連会長の宇都宮健児氏=14日午前、東京都庁

  • 記者会見する東京都の小池百合子知事=14日午後、都庁

 元日弁連会長の宇都宮健児氏は14日、東京五輪・パラリンピックの開催中止を求めるインターネット署名活動を踏まえた要望書を、国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)、東京都に提出した。集まった署名は同日午前で35万筆を超えた。
 宇都宮氏は都庁で記者会見し、世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、国内では医療が逼迫(ひっぱく)しているとして、「命を優先するのか、五輪というセレモニーを優先するのかが問われている。この署名は人々の命を優先する運動だ」と強調した。
 また、大会中止の場合にIOCが大会組織委員会に賠償請求すれば、「世界中から袋だたきに遭い、IOCは崩壊してしまうのではないか」と語った。(2021/05/14-15:37)

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