群馬、石川、熊本13日解除 政府のまん延防止措置
政府は10日午後、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・菅義偉首相)を持ち回りで開き、群馬、石川、熊本3県に適用している「まん延防止等重点措置」について、期限の13日をもって解除することを決定した。解除後の重点措置地域は埼玉、千葉、神奈川など5県となる。
政府は、3県の感染状況が改善傾向にあると判断。解除決定を受け、加藤勝信官房長官は記者会見で「感染状況や医療提供体制の負荷に留意しつつ、都道府県と緊密に連携し、感染拡大の防止に向け取り組みを徹底していく」と述べた。
対策本部に先立ち、専門家らでつくる基本的対処方針分科会は政府案を了承。この後、西村康稔経済再生担当相が衆参両院の議院運営委員会理事会に事前報告した。(2021/06/10-19:47)