ワクチン証明、7カ国で利用可 申請26日から、接種済み証必要―政府

2021.07.21
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by 時事通信


6月25日、東京都庁南展望室ワクチン接種センターで接種後の経過観察のため待機する人たち=東京都新宿区

6月25日、東京都庁南展望室ワクチン接種センターで接種後の経過観察のため待機する人たち=東京都新宿区

 政府は21日、海外渡航の際に新型コロナウイルスワクチンの接種歴を証明する「ワクチンパスポート」について、当面は7カ国で入国手続きの際に利用できると発表した。申請手続きには、パスポートが必要なほか、ワクチン接種済み証などの提示も求められる。
 全国の市区町村窓口で26日から申請受け付けを開始する。発行にかかる費用は国が全額負担する。ワクチンパスポートには、国籍や旅券番号、接種したワクチンのメーカー名、接種日などが記載される予定。必要な場合に限り申請するよう政府は呼び掛けている。
 7カ国のうち、イタリア、オーストリア、トルコ、ブルガリア、ポーランドについては、入国時の陰性証明提示、自己隔離、再検査などが免除される。韓国では、「隔離免除書」の発行に必要な書類の一つとして認められる。エストニアでも使用できる。外務省担当者は「これ以外にも複数の国と交渉している」と説明しており、利用可能な国・地域は広がりそうだ。(2021/07/21-19:49)

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