まん延防止拡大、5日に政府決定 福島・静岡・愛知・熊本など8県

2021.08.04
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by 時事通信


まん延防止等重点措置の対象拡大などの質問に答える菅義偉首相=4日午後、首相官邸

まん延防止等重点措置の対象拡大などの質問に答える菅義偉首相=4日午後、首相官邸

 政府は4日、新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置の適用対象に福島、茨城、栃木、群馬、静岡、愛知、滋賀、熊本の8県を追加する方針を固めた。期間は8日から31日まで。5日に専門家らによる基本的対処方針分科会に諮り、政府対策本部で正式決定する。
 首相は4日夕、西経済再生担当相ら関係閣僚と首相官邸で協議。その後、記者団に「まん延防止等重点措置について議論し、あすの分科会にかけることを決定した。対策をしっかり講じて、国民の命と健康を守ることに最重点で取り組む」と述べた。
 政府は現在、北海道、石川、京都、兵庫、福岡の5道府県に31日まで重点措置を適用しており、今回の追加で13道府県に拡大する。また、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、沖縄の6都府県には31日まで緊急事態宣言を発令している。
 重点措置の対象地域では、飲食店に午後8時までの営業時間短縮を要請。酒類提供は原則停止とし、感染が下降傾向の場合に限り、一定の感染対策などを条件に午後7時まで認める。(2021/08/04-21:18)

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