河野・岸田・高市氏、日朝首脳会談意欲 総裁選改革も提唱―自民討論会

2021.09.20
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by 時事通信


自民党青年局・女性局主催オンライン討論会に出席した(右から)河野太郎規制改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=20日午後、東京・永田町の同党本部

自民党青年局・女性局主催オンライン討論会に出席した(右から)河野太郎規制改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行=20日午後、東京・永田町の同党本部

 自民党総裁選に立候補した規制改革担当相(58)、前政調会長(64)、前総務相(60)、幹事長代行(61)は20日、党青年局・女性局主催のオンライン討論会に臨んだ。河野、岸田、高市各氏は日本人拉致問題の解決に向けた日朝首脳会談に意欲を表明。河野、岸田、野田各氏は党改革の一環として総裁選改革に取り組む考えを示した。
 河野氏は拉致問題について「北朝鮮は極めて特異な政治体制の国。(金正恩朝鮮労働党総書記との)首脳会談が必要になる」と指摘。実現の環境を整えるため、米国、中国、韓国、ロシアとの意思疎通を進める考えを示した。
 岸田氏も「最後はトップ会談に持ち込まなければいけない。しっかりシナリオを考えることが大事だ」と語り、バイデン米政権と話し合いを進めたいと説明。高市氏は「一対一の対談の場を作りたい。(北朝鮮に)乗り込んででもしっかりと話してくる」と自身の訪朝にも言及した。
 野田氏は「北朝鮮にルートがないのが問題だ」と述べ、パイプづくりを優先する考えを示した。(2021/09/20-16:55)

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