御嶽山噴火7年、遺族ら献花 「本当に良い子だった」―長野

2021.09.27
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by 時事通信


御嶽山の噴火から7年を迎え、慰霊碑に手を合わせる遺族=27日午後、長野県王滝村

御嶽山の噴火から7年を迎え、慰霊碑に手を合わせる遺族=27日午後、長野県王滝村

  • 御嶽山の噴火時刻に合わせて黙とうする遺族ら=27日午前、長野県王滝村

 死者58人、行方不明者5人を出した御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火は27日、発生から7年を迎えた。麓にある長野県王滝村の松原スポーツ公園では献花式が開かれ、遺族らが発生時刻の午前11時52分に合わせて黙とうをささげた。
 献花式は王滝村と同県木曽町が主催。例年開かれていた追悼式は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、規模を縮小して献花式を開催した。
 亡くなった荒井真友さん=当時(41)=の父寿雄さん(79)=同県東御市=は「友達に恵まれ、素直で本当に良い子だった」としのび、持参した千羽鶴を献花台に供えた。噴火時、真友さんと一緒だった同僚男性(47)も参列し、「7年はあっという間だった。(真友さんの両親を)見守っていてほしい」と話した。(2021/09/27-16:42)

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