与野党幹部、全国で支持訴え 衆院解散後初の週末【21衆院選】

2021.10.16
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by 時事通信


街頭演説する自民党の高市早苗政調会長=16日午後、長崎市

街頭演説する自民党の高市早苗政調会長=16日午後、長崎市

  • 街頭演説する立憲民主党の枝野幸男代表=16日午後、東京都江東区

 衆院解散後初の週末となった16日、与野党幹部は全国各地へ散り、4年ぶりとなる衆院選(19日公示、31日投開票)に向けて支持拡大を図った。自民党の高市早苗政調会長は日本経済再生の取り組みをアピール。立憲民主党の枝野幸男代表は金融所得課税をめぐる岸田文雄首相の発言のぶれに矛先を向けた。
 高市氏は長崎市で街頭演説し、「自民党は選挙が終わったら補正予算を年内の早い時期に成立させ、経済を回していく」と表明。「今は新型コロナウイルス(禍)で傷んだ日本経済をしっかり立て直し、お困りの方々を支えよう。その後はもう一度、強い日本経済を取り戻そう」と訴えた。
 枝野氏は東京・亀戸駅前で演説し、首相が総裁選中に意欲を示していた金融所得課税強化を先送りしたことに触れ、「首相にはアベノミクスの恩恵を受けた既得権益にメスを入れられない」と批判。「いざというときに頼りになる、まっとうな政治を取り戻そう」と呼び掛けた。
 公明党の山口那津男代表はコロナ禍に苦しむ東京・神楽坂の商店街を視察。この後、記者団に「本当に生々しい商店街の声を伺った。国と地域が一体となった政策の実現が必要だ。まさに公明党の力の発揮のしどころだ」と力説した。
 共産党の田村智子政策委員長は長野県岡谷市でマイクを握り、安倍政権時代の「森友学園」問題などを挙げながら、「真相究明は自民党政権では絶対にできない。政権交代で皆さんの声に応える政治に扉を開く」と声を張り上げた。
 日本維新の会の馬場伸幸幹事長は富山市で演説し、「改革を忘れて昭和に戻った自民党。共産党と組んで妨害しか能のない立憲民主党。(国政には)ど真ん中で自民党をピリッとさせる政党が必要だ」と是々非々の立場をアピールした。
 国民民主党の玉木雄一郎代表は茨城県日立市で街頭に立ち、首相の持論である自民党役員任期制限などが同党の公約に入らなかったことに言及し、「岸田カラーは漂白剤を使ったように薄れてしまった。安倍晋三元首相や麻生太郎副総裁や甘利明幹事長の顔しか見えない」と断じた。(2021/10/16-19:25)

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