眞子さま、３０歳に ２６日結婚、静かに準備
笑顔で撮影に応じられる秋篠宮家の長女眞子さま＝６日午前、東京都港区の赤坂御用地（宮内庁提供）
秋篠宮家の長女眞子さまは２３日、３０歳の誕生日を迎えられた。２６日に小室圭さん（３０）と結婚し、皇室を離れる。宮内庁によると、現在は静かに結婚の準備をしている。新型コロナウイルスの状況を踏まえ、誕生日の祝賀行事は行わない。
この１年、感染症関係や東日本大震災後の子どものケアなど、さまざまな分野の専門家から、秋篠宮ご夫妻や次女佳子さまと一緒にオンラインで話を聞いた。最後の公務は、１７日まで務めた「国際陶磁器フェスティバル美濃」の名誉総裁職。コロナの影響で岐阜県への現地訪問は見送られたが、開会式にビデオメッセージを寄せた。
秋篠宮家側近部局トップの加地隆治・皇嗣職大夫は「一つ一つ丁寧にご準備され、本当にご熱心に取り組んでおられたのが印象に残っている」と語った。
眞子さまは２６日、宮内庁職員を通じて自治体に婚姻届を提出した後、「小室眞子さん」として、二人で記者会見に臨む。「複雑性心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）」と診断された体調に大きな変化はない。
２０１６年から特任研究員として務めてきた東京大総合研究博物館を８月に退職。同月、在籍していた国際基督教大大学院博士後期課程も退学した。日本工芸会総裁と日本テニス協会名誉総裁についても、２６日付で退任する。（2021/10/23-00:08）
