「ようこそ」「自由な人生を」 ニューヨーカーも祝福―眞子さま結婚

2021.10.26
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by 時事通信


米ニューヨークのタイムズスクエアを歩く人たち=7月(AFP時事)

米ニューヨークのタイムズスクエアを歩く人たち=7月(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】「ようこそ」「自由な人生を」。26日に結婚された秋篠宮家の長女眞子さま(30)が夫の小室圭さん(30)と新生活を送るとみられる米ニューヨーク市。多様な国籍やルーツを持つ800万人以上が暮らす世界有数の大都市では、行き交う人々から二人の門出を祝う温かな声が上がった。
 「ようこそ!」と笑顔を見せたのは、ニューヨークで生まれ育ったデニス・チェンさん(49)。日本好きで、眞子さまの結婚を伝えるニュースをたびたび聞いていたといい、「彼女を迎えられて光栄だ。一般市民として自由に人生を楽しんでほしい。この街はご飯もおいしいしね」と街の先輩としてアドバイスした。
 夫の転勤でこの夏に引っ越してきた20代の日本人主婦は「知らない土地で頑張るのは勇気がいること。頑張ってほしい。良い家庭を築いてほしい」とエールを送った。
 在米約30年というシェフの男性(61)も「3年離れても結婚の意思を通したのは立派だ」と祝福。小室さんの母親の金銭トラブルについては「お母さんの件は、小室さんと関係ないのでは」と話した。
 また、医療従事者の50代女性は「(親の金銭問題は)アメリカではそこまで騒がれない。自分が幸せになることが一番大事だ」と語った。
 一方、ニューヨークは物価の高さでも有名だ。不動産賃貸仲介「エイブル」の松崎春彦ニューヨーク支店長によると、小室さんの勤務地から通いやすい地域でセキュリティーもしっかりした物件では、1LDKでも家賃相場は月約5000ドル(約57万円)。新型コロナウイルス禍でマンション内への配達業者の出入りが増えており、「ドアマンがいることは重要だ」と指摘する。
 主婦の山本千穂さんも「コロナ以降、治安が悪くなっているので心配だ。危ない目に遭わないように気を付けてほしい」と気遣った。(2021/10/26-13:58)

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