楽天G、赤字922億円 携帯事業で投資負担―1~9月期

2021.11.11
0
by 時事通信


楽天グループのロゴマーク

楽天グループのロゴマーク

 楽天グループが11日発表した2021年1~9月期連結決算(国際会計基準)は、純損益が922億円の赤字だった。携帯電話事業での基地局投資や他社の通信網を借りるローミング費用の負担が重く、赤字幅は前年同期の714億円から拡大した。
 携帯電話の契約件数は順調に伸びて500万件を超えたが、無料キャンペーンの影響もあって費用が収益を大きく上回っている。基地局の増加に合わせてローミングの縮小を進め、来年以降は費用減を見込む。三木谷浩史社長は11日の決算説明会で、携帯電話事業について23年中の単月黒字化は「十分可能だ」と語った。(2021/11/11-19:08)

print

人気のオススメ記事