和歌山で震度5弱 南海トラフ「影響せず」―気象庁

2021.12.03
0
by 時事通信


【図解】和歌山で震度5弱

【図解】和歌山で震度5弱

  • 左:気象庁(東京都港区) 右:和歌山県庁(和歌山市)

 3日午前9時28分ごろ、紀伊水道を震源とする地震があり、和歌山県御坊市で震度5弱の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは18キロ、地震の規模(マグニチュード)は5.4と推定される。この地震による津波の心配はない。
 気象庁は、震源が浅く規模も小さいため、南海トラフ地震が起きる可能性には影響しないとの見方を示した。
 和歌山県によると、これまでにけが人などの被害は確認されていない。御坊市によると、市役所の一部の窓ガラスにひびが入った。
 主な各地の震度は次の通り。
 震度5弱=和歌山県御坊市
 震度4=和歌山県有田市、三重県熊野市、兵庫県南あわじ市、徳島県吉野川市、香川県さぬき市
 震度3=和歌山市、三重県尾鷲市、兵庫県洲本市、徳島市、高松市、堺市堺区、奈良県天川村、岡山市北区、広島県尾道市、愛媛県上島町、高知県東洋町
 震度2=福井県高浜町、名古屋市南区、滋賀県長浜市、京都府京丹後市、鳥取市、島根県出雲市、山口県岩国市。(2021/12/03-11:43)

print

人気のオススメ記事