福島・双葉町で準備宿泊 11年ぶり帰還へ「大きな一歩」

2022.01.20
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by 時事通信


福島県双葉町のJR双葉駅周辺。住民帰還に向け、一部地域で準備宿泊が始まった=20日午後

福島県双葉町のJR双葉駅周辺。住民帰還に向け、一部地域で準備宿泊が始まった=20日午後

  • 一部地域で準備宿泊が始まった20日、JR双葉駅前で行われたパトロール出動式=福島県双葉町
  • 準備宿泊が始まり、自宅の水回りを確認する大沼勇治さん=20日、福島県双葉町

 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定され、唯一、全住民の避難が続く福島県双葉町で20日、帰還に向け自宅などで寝泊まりできる「準備宿泊」が始まった。原発事故後、約11年ぶりとなる町内での居住に、訪れた町民からは「大きな一歩だ」と喜ぶ声が聞かれた。
 準備宿泊は、6月以降の避難指示解除を目指すJR双葉駅周辺の「特定復興再生拠点区域」など町面積の約15%に当たる一帯で行う。町によると、自宅を解体したなどの理由で、利用する意向の住民は現時点で11世帯15人にとどまる。(2022/01/20-19:44)

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