与信費用減で、純利益2割増 債券運用は苦戦―地銀決算

2022.05.16
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by 時事通信

 地方銀行、第二地方銀行の2022年3月期決算(銀行単体)が16日までにほぼ出そろった。業績を公表した98行の純利益合計は、前期比2割超増え、約8400億円となった。コロナ禍で企業の貸し倒れに備えて積み増していた与信関係費用の減少が寄与した。一方、海外を中心とする金利上昇(債券価格は下落)などを背景に債券関係損益は赤字が大幅に拡大した。(2022/05/16-21:13)

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