オンラインで日本語指導 ウクライナ避難民向け―文化庁など

2022.05.17
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by 時事通信


オンラインで日本語の授業を受けるウクライナから避難してきた神奈川県在留の女性(画面左上)=17日午後、東京都新宿区(一部、画像処理してあります)

オンラインで日本語の授業を受けるウクライナから避難してきた神奈川県在留の女性(画面左上)=17日午後、東京都新宿区(一部、画像処理してあります)

  • ウクライナ避難民にオンラインで日本語の指導をする新宿日本語学校の江副隆秀校長(左)=17日午後、東京都新宿区

 文化庁と出入国在留管理庁は17日、ロシアの侵略から逃れて来日したウクライナ避難民に対し、オンラインを通じ、無料で日本語を教える事業を始めた。各地で日本語学校十数校が受け入れ態勢を整え、この日は東京都新宿区の学校で初の講座を開設。簡単な日常会話を交わせるようになってもらうことを目的に2カ月で150時間指導する。
 文化庁によると、日本国内の避難民は今月15日時点で984人。同庁は避難民を受け入れた自治体に日本語教師の人件費などを補助するが、日本語学校がない地域に暮らす人もいるため、オンライン指導の機会を設けた。(2022/05/17-18:24)

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