「防衛力を抜本強化」 来年度予算の大幅増額視野―骨太原案

2022.05.24
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by 時事通信

 政府が近くまとめる経済財政運営の基本指針「骨太の方針」の原案の全容が24日、判明した。中国の台頭やロシアのウクライナ侵攻で厳しさを増す国際情勢に対応するため、「国家安全保障の最終的な担保となる防衛力を抜本的に強化する」と明記。2023年度予算案での防衛費の大幅増額を視野に、侵攻してくる敵の攻撃圏外から対処するスタンド・オフ防衛能力や無人化装備、宇宙・サイバー防衛などの強化を打ち出した。
 原案では、年末に予定する国家安全保障戦略の改定で、経済安全保障も重要課題に位置付ける方針を示した。半導体など重要物資の安定供給を確保するため、基金を活用し、必要な支援措置を整備する。
 岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」の実現に向け「人への投資」も強化する。学生が卒業後に「出世払い」方式で返済する奨学金を創設。最低賃金については「できる限り早期に全国加重平均が1000円以上」との目標を掲げた。(2022/05/24-23:58)

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