中国艦隊が日本周回 沖縄北上し東シナ海へ―防衛省
防衛省統合幕僚監部は30日、中国海軍の艦艇3隻が沖縄本島と宮古島の間を北に航行するのを確認したと発表した。12日に対馬海峡を通過した後、約3週間かけ日本を1周した形になる。
同省によると、3隻はレンハイ級駆逐艦などで、29日夜から30日にかけ同区間を通過し、太平洋から東シナ海に入った。
3隻は対馬海峡から日本海に入り、津軽海峡や宗谷海峡を抜けて太平洋を房総沖へ航行。21日に伊豆諸島を西進した後、沖縄南方で訓練をしていたとみられ、海上自衛隊が監視を続けていた。(2022/06/30-20:59)