米フォートレスと優先交渉 そごう・西武売却―セブン&アイ

2022.07.03
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by 時事通信

 セブン&アイ・ホールディングスが、百貨店子会社「そごう・西武」の売却で、ソフトバンクグループ傘下の米ファンド、フォートレス・インベストメント・グループと優先的に交渉する方針であることが3日、分かった。両者は売却額や雇用などの面で詳細を詰める。売却額は2000億円超が見込まれている。
 フォートレスは店舗運営をめぐり、家電量販大手ヨドバシホールディングス(東京)との連携も検討しているもようだ。
 セブン&アイは5月下旬に2次入札を実施。米ファンドのローンスターやシンガポールの政府系ファンドも売却先候補として残っていた。フォートレスは国内で賃貸アパート大手レオパレス21などへの投資実績がある。(2022/07/03-10:27)

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