自民四役、茂木氏以外交代で調整 政調会長に安倍派起用案―麻生・松野氏続投へ・岸田首相

2022.08.07
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by 時事通信

 首相(自民党総裁)は7日、10日に実施する内閣改造・党役員人事に向けた調整を進めた。党四役では幹事長を留任させる方針を固める一方、総務会長、政調会長、選対委員長の3ポストの交代を検討。政調会長については、最大派閥・安倍派の閣僚経験者を起用する案が浮上した。
 副総裁と官房長官(安倍派)の続投も固まった。外相(岸田派)も留任の方向だ。公明党内には国土交通相の続投を主張する声が多い。
 首相は7日、茂木氏や安倍派の経済産業相と首相公邸で会談し、人事構想をめぐり協議した。
 現在の政調会長は、故安倍晋三元首相に近いものの派閥に属していない氏。安倍派の有力議員と入れ替えることで、茂木、麻生両派と合わせた第1~3派閥が党運営の中枢を担うことを明確にし、政権を安定させる狙いだ。(2022/08/07-18:49)

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