佐渡金山、暫定推薦書を提出 24年世界遺産登録目指し―政府

2022.09.30
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by 時事通信


佐渡金山の手堀り跡「道遊の割戸」=新潟県佐渡市(AFP時事)

佐渡金山の手堀り跡「道遊の割戸」=新潟県佐渡市(AFP時事)

 政府は30日までに、世界文化遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」(新潟県佐渡市)について、暫定版の推薦書を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出した。暫定版に問題がなければ、正式な推薦書に切り替えて再提出する。
 永岡桂子文部科学相は同日の閣議後記者会見で、「新潟県や佐渡市、関係省庁と連携を一層強化し、登録実現に向け全力で取り組んでいく」と述べた。
 2月に正式な推薦書を出したが、ユネスコから不備を指摘されていた。正式版は提出後の修正は認められていないため、来年2月1日までに再提出することとなった。
 今回は暫定版をまずユネスコに示し、不備の指摘があった場合は、修正点を反映させた上で正式版を再提出する方針だ。手続きが順調に進めば、2024年に世界遺産登録される可能性があるという。(2022/09/30-12:26)

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