中国がガス田開発継続 東シナ海、政府が抗議
外務省は3日、中国が東シナ海の日中中間線の中国側海域で開発を進めるガス田のうち、新たに1基で炎が出ているのが確認されたと発表した。生産活動を開始した可能性が高いとみて、船越健裕アジア大洋州局長が在日中国大使館の楊宇次席公使に強く抗議した。
炎が上がっていたのは、5月に設置の動きが確認された17基目の構造物。日中両政府は2008年にガス田の共同開発で合意したが、その後の協議は停滞しており、中国側が一方的に開発を進めている。(2022/10/03-19:55)