フィリピンに三越 日本の百貨店初

2022.12.03
0
by 時事通信


マニラ首都圏タギグ市にオープンした「Mitsukoshi BGC」(三越伊勢丹ホールディングス提供・時事)

マニラ首都圏タギグ市にオープンした「Mitsukoshi BGC」(三越伊勢丹ホールディングス提供・時事)

 【マニラ時事】三越伊勢丹ホールディングス(HD)はこのほど、フィリピンのマニラ首都圏タギグ市に商業施設「Mitsukoshi BGC」をオープンさせた。同社によると、日本の百貨店がフィリピンに出店するのは初めて。
 住宅棟との複合施設で、地下1階、地上3階。入り口では三越を象徴するライオン像が海外では初めて客を出迎える。抹茶を扱うカフェやたこ焼き、日本そば、カレーライスの店がテナントとして入っている。
 東南アジアではこれまで、シンガポールとマレーシアで伊勢丹の店舗を展開していたが、三越は今回が初めて。三越伊勢丹HDの犬石星生・海外不動産部長はフィリピンへの三越出店について「市場の潜在力や若者の購買人口を考慮した」と語った。(2022/12/03-15:06)

print

人気のオススメ記事