10月消費支出、1.2%増 買いだめ反動、伸び鈍化―総務省

2022.12.06
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by 時事通信

 総務省が6日発表した10月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は29万8006円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.2%増加した。5カ月連続で前年を上回ったものの、伸び率は前月の2.3%に比べ縮小した。食品を中心に値上げが相次ぎ、前月までの買いだめの反動が出たとみられる。
 10月半ばに始まった政府の旅行需要喚起策「全国旅行支援」の効果もあり、旅行関連の消費が増えて全体を押し上げた。食料は3カ月ぶりに減少した。(2022/12/06-12:12)

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