ベルギー研究機関と連携 次世代半導体国産―ラピダス

2022.12.06
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by 時事通信


次世代半導体の国産化に向け、ベルギーの研究開発機関と協力の覚書を交わした「Rapidus(ラピダス)」の小池淳義社長(中央)。右は西村康稔経済産業相=6日午後、東京都千代田区

次世代半導体の国産化に向け、ベルギーの研究開発機関と協力の覚書を交わした「Rapidus(ラピダス)」の小池淳義社長(中央)。右は西村康稔経済産業相=6日午後、東京都千代田区

 日本の半導体産業の復権に向けて国内企業8社が設立した「Rapidus(ラピダス)」は6日、ベルギーの研究開発機関「imec(アイメック)」と次世代半導体の開発で協力する覚書を交わした。技術協力を受け、次世代半導体の量産技術確立に役立てる。
 ラピダスは、トヨタ自動車、NTT、NECなどが共同出資で設立。経済産業省の後押しを受け、2027年をめどに回路線幅2ナノメートル(ナノは10億分の1)世代の先端半導体の量産を目指している。アイメックは、回路線幅の微細化に必要なEUV(極端紫外線)露光技術に強みを持つ。(2022/12/06-20:44)

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