岸田首相「挑戦の大切さ知る」 森保メモと岸田ノート交換
岸田文雄首相は8日、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会日本代表の森保一監督や吉田麻也主将ら選手の表敬訪問を首相官邸で受けた。下馬評を覆して強豪ドイツとスペインを撃破した活躍について、首相は「世界中をびっくりさせた。挑戦することの大切さを教えてくれた」とたたえた。
首相は選手らに謝意を表明。「国会(開会)中だが試合を見ないわけにいかなかった。私も勇気と元気をもらった」と興奮した表情で語った。
その後、有権者の声を書きためてきた自身の「岸田ノート」と、試合中にペンを走らせる姿がおなじみになった森保監督のメモ帳を交換。監督は惜敗したクロアチア戦で「日本に不可能なことはない」と記したエピソードを披露し、「日本の若者や国民が世界で戦えると感じてほしい」と訴えた。
吉田選手は次回アジア・カップに触れ、「もう1回アジアの頂点に立ち、次のW杯へいいチームをつくっていけたら」と意欲を示した。(2022/12/08-16:46)