日産と三菱自の軽EVが受賞 日本カー・オブ・ザ・イヤー
自動車雑誌の編集者らで構成する「日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会」は8日、日本国内で2021年11月~22年10月に発表された車の中から、最も優れた乗用車に、日産自動車と三菱自動車が共同開発した軽自動車タイプの電気自動車(EV)を選んだ。日産は「サクラ」、三菱自は「eKクロスEV」の名称で、それぞれ6月に発売した。軽自動車が選ばれるのは初めて。
日産車の受賞は、21年の「ノート」に続き2年連続。三菱自は1996年の「ギャラン」、「レグナム」以来、26年ぶりの受賞となった。
サクラとeKクロスEVは、素早い加速と最長180キロの航続距離が特長。補助金などの活用で100万円台から購入でき、EVのハードルを下げたことも評価された。(2022/12/08-19:31)