楽天モバイルに行政指導 9月に通信障害―総務省

2022.12.09
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by 時事通信


総務省から行政指導の文書を受け取る楽天モバイルの矢沢俊介社長(右)=9日午前、東京・霞が関

総務省から行政指導の文書を受け取る楽天モバイルの矢沢俊介社長(右)=9日午前、東京・霞が関

 総務省は9日、大規模な通信障害を9月に起こした楽天モバイルに対し、行政指導を行った。障害は電気通信事業法上の「重大な事故」に該当するとして厳重注意。再発防止策の徹底や利用者への周知・広報の改善などを要請し、今月末時点の具体的な取り組み状況を来年1月末までに報告するよう求めた。
 総務省に楽天モバイルの矢沢俊介社長を呼び、竹村晃一総合通信基盤局長が指導の文書を手渡した。矢沢氏はこの後、記者団の取材に応じ「指導を真摯(しんし)に受け止め、全社を挙げてしっかりやっていきたい」と述べた。
 松本剛明総務相は同日の閣議後記者会見で「(通信障害の)社会的影響は極めて大きかった。同様の事故を発生させないよう厳重に注意した」と語った。総務省が10月に同社へ立ち入り検査を行ったことも明らかにした。(2022/12/09-11:03)

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