組織委元次長、談合認める意向 五輪談合、否定一転―東京地検、詰めの捜査

2023.02.03
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by 時事通信

 東京五輪・パラリンピックのテスト大会計画立案業務を巡る入札談合事件で、大会組織委員会大会運営局の元次長が、東京地検特捜部に対して割り振り表を作成するなどして談合したと認める意向を示していることが2日、関係者への取材で分かった。当初は談合の認識を否定していたが、最近になって電通側が認めたことが影響したとみられる。
 元次長は大会運営局に出向していた電通幹部、電通本社の幹部らと共に談合を主導したとみられている。特捜部は公正取引委員会と連携し、独禁法違反(不当な取引制限)容疑での立件に向けて詰めの捜査を進めている。(2023/02/03-00:39)

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