東名阪道で5台事故 3人死亡、1人重体―三重

2023.03.27
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by 時事通信


東名阪自動車道で3人が死亡、1人が重体となった事故現場=27日午前、三重県亀山市(中日本高速道路提供)

東名阪自動車道で3人が死亡、1人が重体となった事故現場=27日午前、三重県亀山市(中日本高速道路提供)

  • 東名阪自動車道で3人が死亡、1人が重体となった事故現場=27日午前、三重県亀山市(中日本高速道路提供)

 27日午前2時25分ごろ、三重県亀山市辺法寺町の東名阪自動車道上下線で、トラックなど計5台が絡む事故があった。県警によると、8人が病院に搬送され、うち3人が死亡し、1人が意識不明の重体、4人が重軽傷という。県警は詳しい事故原因を調べている。
 県警によると、死亡したのは上り線で中型トラックを運転していた大阪市平野区の会社員角田進治さん(53)、下り線で軽乗用車に乗っていた愛知県豊田市の職業不詳都築弘明さん(86)と妻の美保子さん(83)。上り線で軽ワゴン車に乗っていた22歳女性が意識不明の重体となっている。
 上り線で角田さんの中型トラックと軽ワゴン車が事故を起こし、停車していたところに大型トラックが追突。弾みで、大型トラックは中央分離帯にぶつかって積み荷のペットボトルが下り車線に散乱し、都築さん夫妻の軽乗用車など2台が衝突する事故につながったという。
 現場は亀山ジャンクション(JCT)から南西約1.5キロ付近の地点で、片側2車線のほぼ直線の道路。事故の影響で、上り線の伊勢関インターチェンジ(IC)―亀山JCT間と、下り線の鈴鹿IC―伊勢関IC間が9時間近くにわたり通行止めとなった。(2023/03/27-20:51)

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