岸田首相、早期解散を否定 「政策取り組みが第一」
岸田文雄首相は29日の衆院内閣委員会で「今、衆院の解散は考えていない」と述べ、与野党で広がる早期解散論を否定した。立憲民主党の中谷一馬氏への答弁。
首相は当面の優先課題として、防衛力の強化やエネルギー政策の転換、子ども・子育て政策の拡充を列挙し、「国会で議論が行われており、説明責任を果たしていくことに尽きる」と強調。その上で「解散権は首相の専権事項だが、まずはこうした政策に取り組むことが第一だ」と述べた。(2023/03/29-11:16)