「ヤリス」累計販売1000万台 トヨタで6車種目、仏工場で式典

2023.03.30
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by 時事通信


世界累計販売台数が1000万台に達したトヨタ自動車の主力小型車「ヤリス」=30日、フランス北部バランシエンヌの工場

世界累計販売台数が1000万台に達したトヨタ自動車の主力小型車「ヤリス」=30日、フランス北部バランシエンヌの工場

 【バランシエンヌ(仏北部)時事】トヨタ自動車は30日、主力小型車「ヤリス」の世界での累計販売台数が1000万台に達したと発表した。1999年の発売から25年目での大台到達となった。トヨタ車で累計販売台数が1000万台を超えたのは、「カローラ」「カムリ」「RAV4」「ハイラックス」「ランドクルーザー」に次いで6車種目。
 2020年発売の現行モデルは4代目で、日本では3代目までは「ヴィッツ」の名称で販売されていた。環境性能に優れたヤリスは特に欧州で人気が高く、ハイブリッド車(HV)やスポーツ用多目的車(SUV)を含む22年のシリーズ販売台数は約35万台と、トヨタの欧州での総販売台数の3分の1超を占めた。
 ヤリスの主要生産拠点であるフランス・バランシエンヌ工場で30日に記念式典が開かれ、1000万台目となるヤリスが生産ラインから出荷された。欧州トヨタのマット・ハリソン社長は「ヤリスは欧州におけるトヨタの成長の代名詞だ。ヤリスのサクセスストーリーはまだ終わっていない」と語った。(2023/03/30-23:06)

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