2022/05/28  Webで読む PR

【相場解説】5月22日(日曜)に収録 『いよいよ個別材料株に反騰の狼煙!』
米国市場の動向に影響を受け、日経平均株価も非常に不安定な状態となっています。今後の値動きについて不安に感じている個人投資家も多いことでしょう。 そこで今回は、本年1月に惜しまれつつ終了したラジオNIKEEIの人気番組『源太緑星株教室』のパーソナリティを長きにわたり務め、相場界のレジェンドとも呼ばれる投資のプロ、高山緑星こと前池英樹氏に今後の展開について伺いました。 こちらは5月15日(日)に話した内容で、新生ジャパン投資の無料メールマガジンで配信したものです。今回はその一部を特別に公開いたします。
17日高値からの短期的日柄によりNYも一旦は反発
5月15日付レポートで「上昇に向かう」と予想した通り、日経225は18日にかけ2万7053円へ上昇しましたが、18日に急反落したNYが20日にかけ一段安。NYダウに続きS&P500、ナスダックも12日安値を更新した後、切り返し急。長い下髭を形成。

NYが予想に反し5月2日安値に続き12日安値も更新してしまいましたが、長い下髭を形成した事もあり、今週はNYが底打ち反転に向かい、東京も上昇に向かうと予想します。

私の『1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までを披露)』には、NYの5月5日と5月18日の約1000ドル安が無く、5月2日を大底に数日上昇・数日下落のジグザグを描いて右肩上がりとなっていました。

それで考えますと、短期的には『未来予測チャート』と実際の相場にズレが発生しているため、ここで底打ちにならない可能性も否定はできません。しかし、いずれにせよ今週は5月17日高値からの短期的日柄により、NYも一旦は反発に転じるでしょう。

数日上がった後、次に下がってきた時に今回の安値を割らないことが肝要かと思います。
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東京市場の方は、NY市場安による5月19日の急反落が少し大き過ぎる初押しみたいな感じとなり、5月20日の反発から、今週NYさえ確り推移してくれれば5月18日高値を更新していけるでしょう。

円急落もあり『ドル換算日経平均チャート』で日経平均をみると、昨年2月高値289.7ドルから今年5月10日安値198.5ドルへ32%も下落となっています。つまり、海外勢から見れば既に2万940円程度まで売られたレベルだと言えます。

引き続き、2022年全体相場予測は『1月前後より下落。2月前後から上昇。4月前後より下落。5月前後に底打ち反転。8月前後にかけ上昇。10月前後にかけ下落。12月末にかけ上昇』。

『1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までを披露)』は、5月2日前後から8月10日前後まで上昇した後、8月10日前後から10月16日前後まで下落。10月16日前後から12月末大納会まで上昇となっています。

そしてまだ少し早い話ですが、ラジオやこのコラム等でも既報の通り、来年2023年は大発会前後を高値に秋まで下落。これは、米国債の逆イールドが発生すると1〜2年後に景気後退に陥るアノマリーと合致しています。米国で10年国債利回りが2年国債利回りを下回る逆イールドが発生したのが3月末〜4月月初めで来年秋はその約1年半後となります。
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いよいよ個別材料株に反騰の狼煙!
個別材料株では、5月2日と5月10日に半導体・AI・量子コンピュータ・太陽光発電関連始め20数銘柄を買い推奨した後に3856Abalance、6298ワイエイシイ、6619ダブルスコープ、6890フェローテックなど弊社買い推奨銘柄も含めストップ高が続出する結果となりました。

5月20日は、好材料発表の4882ペルセウスプロテオミクスが2日連続ストップ高買い気配。

話題になってきたサル痘関連で4582シンバイオ製薬が一時ストップ高。5月11日より4883モダリスが先行する形で、ここにきてバイオ関連も軒並み高となってきました。

インバウンド絡みで8202ラオックスに続き、8260井筒屋が急伸。『オーバーカム(克服)コロナ関連』のインバウンド関連もようやく着火した感があります。

韓国のユン新大統領関連銘柄とも言える、韓国系旅行業の6561HANATOURが一段高。ブライダル関連の4331テイクアンドギヴ・ニーズも上方修正に急伸。居酒屋の9979大庄が上放れのチャート形成に。

7011三菱重工業、7013IHI、1518三井松島の新値追いが続く中、9501東電の裏銘柄的な6617東光高岳が年初来高値更新しましたね。

核融合関連の材料性にパワー半導体関連の材料性も浮上している3446ジェイテックコーポレーションも3連騰しています。
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宇宙関連と半導体関連・引き続きエネルギー関連に注目
今週は、5月22日〜24日に来日するバイデン大統領との日米首脳会談に絡み、宇宙関連と半導体関連、引き続きエネルギー関連に注目。

私は昨年より『2022年は世界初の民間月面着陸が実現するか注目される年で、宇宙関連がテーマになる』と予想し、既に衛星関連の9412スカパーJSATが、新たな宇宙統合コンピューティング・ネットワーク事業を担う合弁会社の設立発表を好感し急伸しました。

今年は、米国のAstroboticとIntuitive Machines、日本のispaceなどが民間による月面探査を予定。宇宙航空研究開発機構(JAXA)も、「OMOTENASHI」と「SLIM」で月面着陸を計画。成功すればもちろん日本初となります。

5月23日の日米首脳会談で日米両政府は、宇宙分野と最先端半導体供給網(サプライチェーン)構築の協力強化で合意する方針です。5月23日の日米首脳会談後に発表する共同声明に盛り込む方向で調整中と報道されていた件を以下に記載しておきます。(続きはご登録の上、お楽しみください。購読料はかかりません)
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