2023/11/08  Webで読む PR
週刊【相場解説】11月5日(日曜)に執筆
『週初高。そこから短期的に一服も中長期的には上昇が続く。』
2023年から2024年にかけて日経225が史上最高値を更新し4万円台に乗せる可能性がある。
数年前からそう豪語してきたのは未来予測チャートで有名な高山緑星氏。
今年9月前後が天与の買い場となり、その後日経225が史上最高値を更新するという彼が、東京株式市場の全体相場を鋭く分析。
世界情勢や技術革新の影響、円安やインフレの進行、金融政策や米国大統領選挙などのイベントにも注目しながら、株式投資の参考になるレポートをご紹介します。

なお、こちらは11月5日(日)に話した内容で、無料メールマガジンで配信されたものです。今回はその一部を特別に公開いたします。
全体相場〜先週の結果と今週の予想
東京株式市場全体相場について。

10月29日レポートで『今週は週初安で始まった後、底打ち反転に向かう。』と予想した通り、
日経225が30日の3万538円を安値に底打ち反転。11月2日にかけ3万2087円へ3連騰。

東京休場の11月3日にNYが一段高。ナスダックは6連騰。日経225先物が3万2330円で終了。
10月31日の日銀金融政策決定会合後に151.72円へ上昇したドル円は149.333円で終了。
米国債10年金利も4.5%台に急低下。

今週は『週初高から短期的に一服も予想されるが、中長期的には上昇が続いていく。』と予想する。

2023年の未来予測の年間予想は、
『1998年に描いた2036年までの未来予測チャート(2020年末より2070年までをラジオで一部披露)』に基づき昨年12月18日付レポートよりお伝えした2023年全体相場予測は『1月前後より下落。2月前後、5月前後、7月前後に戻す場面もあるが、9月前後にかけ下げが続き、9月前後に底打ち反転。11月前後にかけ上昇』

上記の2023年の未来予測をもとに、年初より、
『昨年12月20日の日銀による長期金利上限引き上げを嫌気し急落。2023年全体相場予測の「1月前後より下落」が早めにきた格好となり、ここから「9月前後にかけ下げ」が続く予想で先が思いやられますが、今年9月前後こそ、コロナショックの大底を的中させた2020年3月中盤に続く「天与の買い場」となり、日経225が1989年12月に付けた史上最高値3万8957円更新に向かう起点の年となるでしょう』
とお伝えしてきました。

しかし、もはや今年9月を待たずに、かねてよりお伝えしてきた『日経225が史上最高値を更新し4万円台に乗せるのは2024年』の長期予測に向かう展開に、相場は向かいました。

つまり「大発会を安値に上昇が続き年末にかけ史上最高値を更新から4万円台に乗せる」展開は、ライブ中継会員や2021年初めまで出演していたラジオなどで既報の『2024年の未来予測チャート』に酷似しつつあり、東京市場は未来予測チャートから「1年前倒し」の展開にあったと言えるでしょう。しかしさすがに、秋は2023年の未来予測チャート通りの下落となっています。

10月1日レポートより以下の通り解説。

『岸田首相が、10月末を目途に策定する新たな経済対策の補正予算を20日に召集予定の臨時国会に提出する意向。年内に選挙を完了させる解散のタイムリミットは11月15日辺り。』

『尚、新たな経済対策には、半導体、蓄電池、バイオ関連などを対象に初期投資に限らず5から10年の単位で企業の生産コストを軽減する税制を検討。民間の参入リスクが高い最先端分野で政府が支援する方針。』

『1月22日レポートで「米大統領選挙に拘わらず日経225が史上最高値更新4万円台に乗せる秘策も水面下で」と指摘した通り26日に早速、東証が今年春にもプライム・スタンダード市場のPBR1倍割れ企業に対し改善に向けた取り組みや進捗状況の開示を要請する方針を示し、大型バリュー株が上昇した後、7月辺りから次はグロース系中小型株の株上げ対策に期待として、AIの次に買われるのはバイオと予想してきた事は皆様ご存知の通り。』
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個別材料株に関して
個別材料株。

6920レーザーテックが11月2日にかけ28290円へ一段高。10月17日高値を更新。

6173アクアラインが、S高連発で11月1日にかけ1040円へ再騰。
10月24日にイースマイルとの資本業務提携。
クシムインサイトを割当予定先とする第三者割当による新株式発行、並びに主要株主の異動を発表。

7291日本プラストが11月2日を531円S高買い気配。
1日に業績の大幅上方修正を発表。

2907あじかんが11月2日を1030円S高買い気配。
1日に業績の大幅上方修正を発表。

6254野村マイクロ・サイエンスが11月2日にかけ8080円へ青天一段高。
10月24日に発表した業績の大幅上方修正を好感。

7月末に収録した特典動画でも「AIの次に買われるテーマ」と予想してきた通り、2160GNIグループ、4882ペルセウスプロテオミクスなど順番に急騰となったバイオ関連。

4598Delta-Fly Pharmaが11月2日にかけ1621円へ一段高。
10月20日安値785円から早くも2倍高に。

尚、上記銘柄の値動きに関する記載は、弊社買い推奨と関係ないものが含まれます。
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※2023年の過去コラムより抜粋※
米国離れの多極化を余儀なくされている
米国の覇権を象徴するともいえる、カリフォルニア州のシリコンバレー銀行破綻のニュースが耳目を集めましたね。そのような中、サウジアラビアとイランが、中国の仲介で外交関係の正常化に合意。米国離れ・基軸通貨ドル離れが益々進んできました。

かねてより私がお伝えしている『世界統一地球政府』ができるまでの間は、世界はいったん多極化を余儀なくされていると言わざるを得ません。

一つの秩序が壊れ、次の秩序が構築されるまでの間は、混乱をきたし、ウクライナで起きてしまったような事が同時多発する可能性を否定できず、次なる新たな秩序を早く構築する必要があります。

現時点で、米国に次ぐ覇権国家に相応しい一国は見つかりません。

順番的にはアジアが獲るべきなのですが、そもそも覇権国とは世界的大戦争の勝者だった歴史があり、そうなると、米国に次ぐ覇権国が決まるためには第三次世界大戦が避けられないという、最悪のシナリオになってしまいます。

つまり『第三次世界大戦の勝者が決まるのが先か?』『世界統一地球政府ができるのが先か?』というゲームを地球人は試されているのです。

残念ながら、私の未来予測では『世界統一地球政府』ができるのは、まだまだ先の事となっています。しかし、直ちに「地球総選挙」を行い、地球政府・地球議会・地球憲法・地球裁判所・地球税・地球中央銀行・地球単一通貨・地球防衛軍を、1日も早く創設し、次なる新たな秩序構築を急ぐべきと私は考えています。
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※2022年の過去コラムより抜粋※
私は東洋占星術の「八専」を活用して何度も相場を当てています
未だに『八専』のことを質問されるのでここで再度あらためてお話します。

私と付き合いの長い方は、ご存知だと思いますが、東洋占星術の『八専』とは、西洋占星術で言う『水星逆行』と同様、一般には大きな取引とか引越しとか結婚式を控えた方がいいと言われている期間のことです。

投資の世界でも、最近は「アストロロジー」として西洋占星術のレイモンド・メリマン氏が有名になりました。

「アノマリー」なんて言葉も普通に使われていますが、昔は長きにわたり「過去を研究しても未来は当てられない」が定説となり、株式投資の未来予測には不遇の時期がありました。

これまでに予測を的中させるため、あらゆる投資理論が展開されてきました。

「結局のところ、どこまで分析・研究しても、明日の株価が上がるか下がるかは2分の1の確率に過ぎず、テクニカル分析に科学的根拠はない。予測は不可能。」という『ランダムウォーク仮説』。

「たとえ株価の変動に何らかの規則性を見出し、過去の変動パターンを分析する事によって将来の変動を予測できる様な規則性を発見したとしても、すぐに皆がその規則性に乗っ取って売買を始めると、効率的に株価が修正されてしまい、結局その規則性そのものが消滅する事から役に立たない。」という『効率的市場仮説』。

このようなものが通説となってしまい、頭の良い人達は予測を的中させる事を諦めてしまいました。

予測を諦めてしまった頭の良い人達は、数学を駆使して分散投資によりリスクをコントロールする『モダンポートフォリオ理論』や『ブラック・ショールズ・モデル』を目指しました。

『ブラック・ショールズ・モデル』は、金融工学を駆使し、予測を諦めてしまった頭の良い人達が最後に到達した「上がっても下がっても儲かる」究極のシステムの筈でしたが、1998年のロシアクラッシュや2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災などによる暴落で、その理論は破綻してしまいます。
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