KISARAGI

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メルマガ名
KISARAGI
発行周期
週刊
最終発行日
2019年01月13日
 
発行部数
50部
メルマガID
0000007077
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 文芸 > 小説

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K I S A R A G I vol.999    2019/1/13
      編集/発行:みやこたまち
                    E-mail:tamachim@yahoo.co.jp
        http://mmkisaragi.blogspot.jp/

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配信システム
KISARAGIは「まぐまぐ」で配信しています
「まぐまぐ」:http://www.mag2.com/

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解除できない場合は、メールして下さい。
--> http://mmkisaragi.blogspot.jp/

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

通信欄:いよいよ、次号がvol.1000です!(数え間違いがあったらご容赦願い
ます…)それに先立ちまして、1998年創刊からKISARAGIに携わってこられた皆
様、およそ30名様ほどへ、メールをお送りいたしました。しかし、私が把握し
ているメルアドが、当時のものだったため、すべて戻ってきてしまいました。
1000号が出る、ということを、どこかで知っていていただければと、願います。
皆様の支えがあって積み重ねてこれた実績だと思います。
 そして、私が 編集・発行人となってすぐから、ずっと原稿をお送り下さっ
ている たまさん。本当に、ありがとうございます。たま。さんなくして、
1000号はありえませんでした。
 次号は、久しぶりに Inter_view 5 minutes をお届けします。宇祖田さん、
大活躍です(笑) ゲストは、"KISARAGI"を予定しています。
 それでは、999号をどうぞ。

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今週のお話

◆ 古典へのいざない [768]
伽婢子《おとぎぼうこ》[77] 梅花屏風 [4]
作者 たまさん

◆ 大学ノート狂詩曲 宇祖田都子の話
第六十三回 小坂頼藻 7 
作者 宇祖田都子

● KISARAGIについて

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
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古典へのいざない [768]
伽婢子《おとぎぼうこ》[77] 梅花屏風 [4]
作者:たまさん

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

 九月十三日の夜、船頭は息子と新婦《しんぷ》、姑《しゅうとめ》を連れ
て船遊びに出掛けた。
 夜更けに全員が酒に酔いつぶれて眠り込んだのを機に、北の方は密《ひそ》
かに岸に上がると足に任せて一晩中走って逃げ、明け方に狐崎《きつねざき》
にあるかれい山の麓まで何とかたどり着いた。「追っ手が追い掛けてくるか
もしれない」と焦り、恐ろしく思いながら歩き慣れない浜路や山道をしのい
で越えてきたため、両足は茨《いばら》に引っかかれ、石で傷を負い、血潮
で紅《くれない》に染まっていた。
 そうこうするうちに夜がすっかり明け、霧の紛れに林の中に屋敷があるの
が目に入った。中から経を読み、念仏を唱える声が聞こえてくる。
 一人の尼がやって来て北の方に尋ねた。
「この辺りでは見掛けない方ですが、どうして早朝に素足でここに来たので
すか」
「わたしは和布苅《めかり》の泊《とまり》に住んでいる者です。我が夫は
昨年、都に上って討ち死にし、寡婦《やもめ》になって姑《しゅうとめ》の
世話をしております。しかし、この姑は意地が悪く、小姑《こじゅうと》も
わたしにつらく当たる上に、あらぬ濡《ぬ》れ衣《ぎぬ》を着せて騒ぎ立て
るため、昼夜、言いようもなく苦しんでいます。昨晩も十三夜の月見という
ことで家中の者が船に乗って酒を飲み、わたしに酌をさせましたが、その際
に誤って杯《さかずき》を海に落としてしまいました。きっと恐ろしく責め
られるだろうと思うと恐ろしく、夜に紛れて逃げ出し、さまよった末にここ
までたどり着きました」
 語り終えた北の方が涙を流すと、尼は諭すように言った。
「それでしたら、今から家にお戻りなさい。わたしたちも同行しますので、
一緒に姑に謝罪しましょう。もし、この地に留《とど》まって世帯を持ちた
いというのでしたら、しかるべき仲人を頼んで差し上げます。とにかく、尋
常ではない様子ですので、このように申し上げているのです」
 しかし、北の方は承諾せず、ただ尼にして欲しいと繰り返した。
(続く)


 権中納言の北の方は、ある夜に船頭の元を抜け出すことに成功しました。
後ではっきりしますが走り逃げた先は尼寺で、自分も尼にして欲しいと頼み
込みます。

 続きは次回にお届けします。それではまた。


ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ

ウェブサイト:
 かたかご http://yamanekoya.jp/
 山猫屋本舗 http://yamanekoya.net/

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

大学ノート狂詩曲 -宇祖田都子の話
第六十三回 古坂頼藻 7 
作者:宇祖田都子

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

第六十三回 小坂頼藻 7

 メニューを決めて、ランチが運ばれてくるのを待つ間、そして食べながら、
さらに、食べ終わってコーヒーを飲み終えた後も、「バルテス」の一隅の、ほ
どよく囲まれた四人掛けのテーブルで、私と小坂さんとの近況報告は続いたの
でした。

「聞いたよぉ。ミヤコちゃん。こないだの大学生にコンタクトとったんだって
?」

 まったく隅に置けないんだから… とメニューをパタパタさせながら小坂さ
んが言いました。そんな風にいわれると、私もなんだかドギマギしてしまいま
す。だけどそれは、この冬の「鸚鵡」での同人展のための活動であって、断じ
て、夏の図書館企画で知り合った年下の大学生を手玉にとってあわよくば… 
なんて下心は少しもなかったことなのです。小坂さんは、何杯目かのペパーミ
ントウォーターをストローでブクブクいわせながら「ウンウン、そうだろーね
ー」とニヤニヤしています。

 今回の同人展に、私は「人造音声器官」を使いたいと思っていました。それ
と市子が作ってくれたアプリを、その展示に使えるように一部仕様変更しても
らったものを組み合わせて、「息の音/根(仮)」という企画を進めていたの
でした。
 視覚作品担当の友人は、地元でプロジェクションマッピングなどを手がけて
いる作家さんと共同し、言葉作品を担当している私は、市子と、この間の大学
のサークルの方との間に入って、そろそろ具体的な構想に入りつつあったので
した。


 「あふらはせを」での作業中、考えを巡らす時間はたくさんありましたし、
作業がひと段落ついた今は、あの古びたカウンターの内側で、お客様を眺めな
がら思いつきをメモすることもできました。

「それ、何かのおまじないかしら?」
 カウンターにおいてあるメモパッドに、可読性を無視して羅列され上書きさ
れていく私のメモを目に留めた敷島記理子さんに、ある昼下がり、そう尋ねら
れました。
 私は、声をかけられるまで、私がそんなメモを書いていたことすら意識して
いませんでしたし、改めてそのメモを見返したところで、左右非対称に孔雀と
象がかけっこをしている中を、兎と獏がにらめっこしているみたいな感じの白
と黒の模様ができあがっているのに、いったい何の意味があるのかなんて、わ
かるはずもありませんでした。

「なんとなく手が動いていただけみたい。脳が鉛筆を持ってる感じ」

 そう言うと、敷島さんは不思議そうにそのメモを見て

「何かの図案に使えそうだな。それ、使わせてもらってもいいかしら?」

 と言います。私は「文章担当」で、ビジュアルには疎いので、このロール
シャッハテストの出来損ないみたいな図案が、どんなものに化けるのかわかり
ませんでしたし、コピーライトを主張するつもりもありませんでしたので、
「どうぞどうぞ」とメモを破って差し出したのです。

 だけど、そうやっている時間が私に何かをもたらしていたことを、私は確信
していますし、今、こうやっていろいろな作品案を書き出すことができるのに、
きっと役にたっていたのだと思うのです。
 と、これは目の前の小坂さんとは関係のないお話でした。


「そういえば、前に『鸚鵡』で話してた「土鈴の会」のこと、聞かせてほしい
な」
 私は、土砂降りの夜、二人で話したzineのことを思い出していました。そし
て、あれはもう二ヶ月以上前の話になるんだなと気づいて、あらためて、私は、
そんなに長い間、小坂さんとちゃんと話していなかったんだと、なんだか申し
訳ないような気になっていました。
 でも、そうなってしまったのには、私なりの理由もあって…

「主任も、あいかわらず何か、研究しているのかしら?」

 あの土砂降りの中、小坂さんを迎えに来たのは、主任だったと思います。ほ
どなく、小坂さんはマンスリーホテルのカードキーをこれ見よがしに首から提
げるようになりました。折しも、主任のお宅で何か不和が持ち上がっていると
の噂が、給湯室に漂い始めていたのでした。

 私は、そういう空気にあまり触れたくない方だし、仮に主任と小坂さんとの
関係が主任のご家族の不和の原因になっていたからといって、それで私と小坂
さんとの関係が変わるとも思いません。そして私の、小坂さんに対する気持ち
も、変わりはしないと思います。なぜなら、私は、小坂さんの人格と歴史の、
ごく僅かな部分のみと、触れ合っているに過ぎなかったから……

 小坂さんの、そういうプライベートは、私には何ももたらさないから、だか
ら、私にはどうでもいいことなのです。敷島さんも、主任も、手藻蔓さんも、
並木さんも、鸚鵡やバルテスのマスターも、同人仲間も、市子も……

(20190113)


ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ

星空文庫 過去作品上げていきます https://slib.net/a/20077/

ショートショートガーデン https://short-short.garden/author/808354
(400文字以内のショートショートばかりです)

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノ

投稿随時募集中
http://mmkisaragi.blogspot.jp/2013/10/blog-post.html

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ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ

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ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ

なお、発行の都合上、一行の最大文字数は全角で35文字(原則)までです。
それを超えるものはこちらで修正させていただきますのでご了承下さい。
投稿作品の著作権は各作者にあります。

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

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