Cinemaの王国

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メルマガ名
Cinemaの王国
発行周期
週刊(毎週金曜+不定期の水曜)
最終発行日
2018年08月12日
 
発行部数
1,026部
メルマガID
0000021508
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
エンターテイメント > 映画 > レビュー・映画評

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で実際に観た映画の感想を書くマガジンです。
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【INDEX】
◆1.今週のこの1本!
  ─『追想』─
◆2.ぽちのひとりごと
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◆1.今週のこの1本! ~『追想』~
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●『追想』(ON CHESIL BEACH)
(2018年 イギリス)(上映時間1時間50分)
監督:ドミニク・クック
出演:シアーシャ・ローナン、ビリー・ハウル、アンヌ=マリー・ダフ、エイ
ドリアン・スカーボロー、エミリー・ワトソン、サミュエル・ウェスト
*TOHOシネマズシャンテほかにて公開中
ホームページ http://tsuisou.jp/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<ストーリー>
1962年。バイオリニストのフローレンス(シアーシャ・ローナン)と歴史学者
を目指すエドワード(ビリー・ハウル)は、結婚式を終えて、新婚旅行でドー
セット州のチェジル・ビーチを訪れていた。ホテルにチェックインした2人は
食事をするが、初夜を迎える緊張と興奮から、気まずい雰囲気になってしまう
……。

<レビュー>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
新婚初夜の若い2人の姿が呼び覚ます「もしも、あの時・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
キーラ・ナイトレイ主演の『つぐない』の原作者でブッカー賞受賞作家イア
ン・マキューアンの小説「初夜」をキューアン自らの脚本で映画化しました。
主演は『つぐない』で、弱冠13歳にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネート
されたシアーシャ・ローナン。

映画が始まると陽気なロックンロールとともに美しいビーチが映ります。そこ
を一組のカップルが歩いていきます。バイオリニストのフローレンスと歴史学
者を目指すエドワード。2人は結婚式を挙げたばかりで、新婚旅行でドーセット
州のチェジル・ビーチを訪れていたのです。

2人はホテルで食事をするものの、初夜を迎える緊張と興奮、不安など様々な感
情が押し寄せます。そして、何となく気まずい雰囲気になってしまいます。2人
は体を寄せ合うものの、フローレンスの服(スカイブルーのドレスが鮮や
か!)のファスナーが、なかなか下りなかったりして、ますます気まずい雰囲
気になります。何とも初々しくてじれったい2人の姿がコミカルで、思わずクス
クス笑ってしまいます。

実のところ、現在進行形のドラマは、こうしてホテルの室内で2人が初夜を迎え
る数時間のみ。ただし、そこに過去の出来事が適宜挟み込まれます。フローレ
ンスの父親は実業家で厳格な人物。母親ともども保守的な家庭を築いています。
一方、エドワードには学校の教師を務める父親と脳に損傷を負った母親がいま
す。母親は絵には目覚ましい才気を見せますが、それ以外は奇行に走るなど問
題を抱えています。

そんなまったく環境の違う2人が偶然出会い、恋に落ちます。その輝く日々が描
き出されます。2人が結婚に至るまでの過程が、絶妙のタイミングで現在進行形
のドラマに挟み込まれ、ドラマ全体に説得力を持たせています。

ドミニク・クック監督は、本作が長編映画監督デビューですが、繊細な描写力
はなかなかのもの。初夜をめぐる一件ということで、一歩間違えば下世話な話
にもなりかねませんが、2人の心情がきちんと描かれるのでそうはなりません。

やがて2人の初夜で、ある出来事が起きます。その後に、ビーチで2人が言葉を
交わすシーンが心に染みます。フローレンスはある提案をします。それはまが
いもなく愛ゆえのものであり、彼女の心情が痛いほど理解できます。同時に、
それを認められないエドワードの心情も、これまたある意味で当然のものであ
り、それゆえ痛々しくて悲しいのです。

その後には後日談が用意されています。1970年代。今はレコードショップを経
営するエドワード。そこに訪れた一人の少女。何とも甘酸っぱい後日談です。

さらにラストにはもう一つの後日談が。2007年。年老いた2人がクロスするシー
ン。これまた甘酸っぱさと切なさを醸し出します。「もしも、あの時、ああし
ていれば、違った今があるのではないか」と思って共感する観客も多いのでは
ないでしょうか。

心の揺れ動きを繊細に表現したシアーシャ・ローナンの演技も見逃せません。

≪ぽちの満足度≫
★★★☆☆(+1/2★)
(88点)

2018年8月10日(金)池袋シネマ・ロサにて。午後1時20分の回
                       (ぽち)

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◆2.ぽちのひとりごと
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*世間はお盆休みですが、間が空くので配信しました。
                          (ぽち)

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■週刊「Cinemaの王国」 vol.1757(2018. 8.12)
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