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メルマガ名
武道通信かわら版
発行周期
月2回
最終発行日
2019年03月20日
 
発行部数
945部
メルマガID
0000036568
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
スポーツ・アウトドア > 格闘技 > その他

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─────■─■─■■─────────【武道通信かわら版】
────■■■■■■■■────────3/20 2019 通算451号
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─────■─■───■────────『武道通信』
────■■■■■■■─■───────サブマガジ
==============================================================
http://www.budotusin.net       東京都 国立市東3-4-8
 sugiyama@budotusin.net       杉山頴男(ひでお)事務所
                  042-580-6428 
////////////////////////////////////////////////////////////////

        また 見つかった 何が 永遠が
       海と溶け合う太陽が (小林秀雄 訳)
        アルチュール・ランボーの【永遠】

          世界一権威のある人名事典
   画家 音楽家 天文 物理 科学の部門に天才の称 多い
       文学での天才は ただ一人 ランボー
      ランボーの【永遠】が 東洋の【永遠】ゆえ
      西洋文明の東洋文明へのコンプレックスゆえ

       ランボーが二十歳で詩作を放棄したわけ
    「ぼくの果てもない苦痛の出所は、どこにあるのか
      ぼくたちがいるのが「欧州」だということを
        早くから悟らなかったところにある
   ぼくは ふたたび東洋に還った 永遠の 当初の叡智に」

           西洋文明の根底にある
        東洋文明へのコンプレックスがいま
           ユーラシア大陸東端の
           海中にある島国に集中
    ランボーの【永遠】から発した日本学(Japanology)

            SUMURAIが 
      疾うに【永遠】を見つけていたことを知った


 ………………………………………………

1 お知らせ
2 北朝鮮の弱点を狙え! ……加藤 健
   ◎朝鮮総連破産の政府答弁出る!
3  英米の罠から目を醒ませ、日本人よ!……鎖帷子剣士
   ◎自分の國は自分で守る! 三千年の底力を信じよう
4 忙中閑あり  ……杉山頴男
   ◎武士の【永遠】 「名こそ惜しけれ」
    ──日本列島固有種[武士]を考究する


■お知らせ───────────────────────────


一、「読書余論」電子書籍完結
   三巻<96~143>発売!  
   メールにて「読書余論 三巻希望」とご注文くだされ
  一巻<1~47>二巻<48~95>とも各2800円
   現代唯一の軍学者の足跡が刻まれている

★バックナンバー1~147まで「兵頭二十八私塾・読書余論から
   http://www.budotusin.net/yoron.html
   お読みになりたいナンバーがありましたらご注文ください。
   ナンバー単品でも可(各500円)

   兵頭二十八 新刊
  『米中「AI大戦」──地球最後の覇権は、こうして決まる』
  並木書房 1,400円+税

二、 かつての武道通信の論客/小川寛大さんの新刊
  『神社本庁とは何か ──「安部政権の黒幕」と呼ばれて』
   K&Kプレス 1,600円+税

三、現在の武道通信の論客/加藤 健さんの新刊
  『鮮総連に破産申立てを!: 血税1兆円以上が奪われた』
   展転社 1,836円



■北朝鮮の弱点を狙え! ご協力の呼びかけ《206》─────────
                
                       加藤 健

松原仁先生は引き続き質問主意書を出してくれると言っています。
ありがたいです!

◎朝鮮総連破産の政府答弁出る!


★ 長尾たかし先生、松原仁先生に感謝!

在宅ロビー活動にご参加いただいている皆様、朝鮮総連への破産申立て
に向けて一歩前進です!

元拉致問題担当大臣の松原仁先生が「朝鮮総連への破産申立てに関する
質問主意書」を提出してくれたのですが、金融担当の内閣府大臣政務官
をつとめる長尾たかし先生のご尽力で3月5日にしっかりとした答弁が閣
議決定されました。衆議院ホームページでご覧いただけます。
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/198055.htm

ふつう質問主意書への政府答弁は必要最小限の素っ気ないものですが、
今回「一般に」「一般論として」の説明が入る丁寧な答弁となっていま
す。
一般論といっても法律に関することですから、特殊な例外を除いて「こ
の通りですよ」ということです。閣議で決定された意味は大きいです。

答弁で明確になった事実は下記のとおりです。

1 朝鮮総連への破産申立ては可能である

 誤解が多いですが、破産申立ては債権者からも行うことができ、総連
のような権利能力な社団(答弁書では「法人でない社団」)も対象にな
ります。

2 総連幹部に説明義務が生じる

刑事事件被疑者と違い、破産者に黙秘権はありません。総連の破産手続
が開始されれば、幹部は破産管財人の質問に正直に答える義務を負いま
す。不明朗な金の流れなど、総連からすれば国家機密に属する事柄であ
っても例外ではありません。

3 総連幹部が逮捕される可能性

破産管財人への説明を拒み、または虚偽の説明をした幹部は破産法違反
となります。最高刑は3年以下の懲役です。

4 総連は免責を受けられない

これも誤解が多い部分ですが、破産と免責は異なります。免責は個人の
破産者にしか認められていません。 現在総連は事実上の債務免除状態
でRCCは巨額の人件費をドブに捨て
ていますが、破産管財人の強制力があれば回収のチャンスが生まれます。

5 破産は中止可能・拉致被害者救出のカードに

債権者全員の同意を得て破産手続を廃止することができます。いったん
総連を破産させれば、「拉致被害者を返せば中止してやる」という極め
て有力な交渉カードが手に入ります。救出を実現できると確信していま
す。

6 引き続き「あらゆる回収手段を排除することなく検討」

総連破産は対北朝鮮戦略全体のなかで検討されているので、今回前向き
な答弁はありませんでした。しかし否定もしていません。
長尾たかし政務官は昨年WiLLに寄稿した論文で、拉致被害者救出の
ため総連破産を実現すべきだと明確に述べています。今後制裁局面にな
ったとき、必ずや破産を実現させると関係者一同期待を寄せています。

過去70年間、総連および前身組織は我が国に計り知れない害悪をもた
らしてきました。火炎瓶や棍棒で警官隊を襲っていた集団は、やがてカ
ネと技術を送って核兵器を作り日本人数十万人を殺害する能力を得まし
た。日本史上もっとも有害な組織といっていいでしょう。総連を解体し
ない限り日本の「戦後」は終わりませんし、私たちの安全も確保できま
せん。

★ 安倍総理に直訴を!

ここで皆様にお願いがあります。ほんの少しだけお時間をください。首
相官邸ホームページ「ご意見募集」から、「朝鮮総連に破産申立てをし
てください!」と安倍総理宛にメールをお送りいただきたいのです。メ
ッセージは1行で十分です。過去に送られた方も、ぜひ再度お願いします。
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
同様の意見を内閣官房、財務省、金融庁、外務省にもお送りください。
各府省に一斉送信できるページがあります。
https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose

また自民党対北朝鮮総合対策検討プロジェクトチームの岸田文雄座長に
もメールを送り「朝鮮総連の破産申立てを自民党の政策にしてください」
と要請してください。
送り方としてはメールアドレスに直接送る方法と、
f-kishida@kishida.gr.jp
議員ホームページのメールフォームを利用する方法、
http://www.kishida.gr.jp/mail/mailform.html
自民党ホームページの「自民党へのご意見」から「岸田文雄政調会長」
と宛先を指定して送る方法の三通りがあります。
https://www.jimin.jp/voice/

北朝鮮情勢は予断を許しません。北の崔善姫外務次官が核・ミサイル実
験再開の可能性を示唆したことは、次に出す妥協案を高く売るための戦
術のような気がしますが、アメリカ側が受け入れなければ再び緊張が高
まります。北の非核化しない意志が明確である以上、制裁局面に入る可
能性のほうが高いと思います。そうなれば私たちの破産提案が受け入れ
られる可能性は飛躍的に高まります。これまでの努力が実るときが着々
と近づいています。私のほうでは他の制裁案もアメリカ政府や国連に提
案しています。

北朝鮮が史上最強制裁で本当に参ったとき、はじめて拉致被害者救出と
非核化のチャンスが生まれます。同胞救出のため、そして日本の安全の
ため頑張りましょう!




■英米の罠から目を醒ませ、日本人よ! 《75》──────────

  鎖帷子剣士


 ◎自分の國は自分で守る! 三千年の底力を信じよう

★自尊心を失った政府高官の発言

 前号で、『隣国からの無礼千万な言論攻撃がしきりだが、これは日
本の自業自得。なぜなら、長年反日国家の作り話に即、反撃してこなか
ったからであり、売られた喧嘩も買わなかった。言うべきことを言って
こなかった当然の報いだからです』と書きましたが、これに対する象徴
的な外務官僚の意志が、以下の文に読み取れます。
12345678901234567890123456789012
 内容は、「日本が実際に他国から軍事攻撃を受けた場合に、はたして
米軍は自ら血を流して日本を防衛してくれるか?」 という問いに対し
て、『米国は日本と共通の価値観を有する唯一の国である。そのような
国に対して、助けてくれないかもしれないなどと疑念を抱くこと自体が
誤りであり、米国に対して失礼である』、これは故・栗山尚一(たかか
ず)外務事務次官の言であり、栗山氏は駐米国大使、国際基督教大学客
員教授、宮内庁参与などを歴任した、東大法学部出身の外務省官僚
であり、2015年に83歳で死去しています。父親はベルギー大使などを務
め、父子二代にわたる国家功労者です。


 驚くほど米国に忠実で従順な、日本国の秀才下僕ですね。これがこの
人の、長年の外務官僚の経験から来る、結論ともいえる、確固たる世界
観なのでしょう。これは栗山氏のみならず、外務省共通の一般的な雰囲
気と思えます。

 伊藤貫(かん)さんと言う、米国ワシントン在住の国際政治・米国金
融アナリストとして、現地のビジネス・コンサルティング会社に勤務経
験を持つ、著名な評論家がいます。東大経済学部から米国コーネル大学
で米国政治史・国際関係論を学んだ方ですが、この方が中々興味深い、
以下のような批評を下しています。

 『ワシントンに長期間住む筆者(伊藤貫氏)は、孫が何人もいる60歳
過ぎの「大物」政治家たちが、アメリカ人の前に出ると、まるで子供の
ようにはしゃいだり、15歳の乙女のようにシャイになってはにかんだり
して、重要な国防問題と経済問題であっさり米政府の言いなりになって
しまうのを何度も観察してきた。

 戦後日本の“大物”政治家と“政府高官”が、日本の独立国家として
の在り方を真剣に考えようともせず、ひたすらアメリカにしがみ付き、
アメリカに依存し服従することで、日本の外交問題、国防問題を処理し
ようとしてきたことは明らかである。

 普通の日本人の前では、もったいぶって威厳をつけて威張っている永
田町の政治家・霞が関官僚・著名な言論人が、アメリカ人の前にでると
唖然とするほど、思考力・判断力・独立心の欠けた幼稚な振る舞いをす
るということくらい、筆者に“戦後日本の、国家としての在り方”に関
して疑問を抱かせることはない。』と述べています。

 この高官たちの卑屈さは何からくるのでしょうか? やはり73年前の
敗戦経験から来る、白人コンプレックスなのでしょうか? 

 伊藤貫氏は、キッシンジャーに対しても興味深い観察を下しています。
多分この通りでありましょう。

 『筆者はブレジンスキーとキッシンジャーと日米関係について話した
ことがある。キッシンジャーからは不快なものを感じた。彼が、日本人
を殆ど生理的に嫌悪・軽蔑していることが感じられた。それに比べて、
ブレジンスキーは日本人の外交分析能力の欠如と臆病さを馬鹿にしてい
ることは感じられたが、日本人に対する敵意や嫌悪は感じられなかった』

 キッシンジャーは「ジャップ、ジャップ」と日本人を言っていたそうで
すし、インタビュー風景からも、傲岸さを感じさせる人でしたね。

(注:ズビグニュー・ブレジンスキー、2017年89歳没、ワルシャワ生ま
れ。政治学者、米国国家安全保障問題担当、カーター大統領補佐官)


★士気旺盛の空自パイロットの名士たち


「日米同盟」で、50年近い昔の出来事を思い出しました。
 その頃、私は航空自衛隊のある基地で飛行訓練を受けていましたが、そ
こへ、つい先日まで我々の飛行隊の訓練教官を務めていたM二尉が所属新
聞社の取材用双発機で途中着陸し、古巣を訊ねてきたのです。

 訓練ブリーフィング用のかまぼこ型隊舎で待機中の、数人の我々訓練
生の他、窓の外、隊舎脇のベンチに煙草盆を囲み、飛行服姿の古参教官
に交じって、M二尉も煙草をくゆらせて一服しています、と

「Mよう、どうだ民間は楽でええだろう?」と最古参のS一尉、
「そんなこたあないですよ、民間も大変ですよ……」
「なんだ、何があったんだ?」
「いやあこないだもね、空母ミッドウェイが横須賀に初入港するってん
で早速カメラマン乗せて、硫黄島の先を北上中のところを写真撮りに行
ったんですがね、向こうから発光信号で、しきりにあっち行け、あっち
行けって打ってくるんだ。それでカメラマンに、もう引き返しましょう
って言ったら、カメの奴、パイロットさんそんなこと言わないでもっと
近付いて下さいよ!いい写真欲しいんだからって。
 それで俺は、そうかな~、もうやばいんじゃないかなぁ、さっきから
あっち行けあっち行けって、発光信号出してますよって言ったら、そん
なこと言わないでお願いしますよ~とか言いやがる。」

 
「しょうがねえなーって下見たら、がぜん2機上がってきやがった。
 おっ何しよんかなっ? て見とったら、ふざけやがって俺の前を2機
編隊でドッカーンと突っ切りやがった、途端にこっちは後流に巻かれ
て操縦不能だ。あわててMAXパワーに入れたが、ストールウォーニング
(失速警報装置)は鳴りやがるし、しっちゃかめっちゃかにされまし
たよ。」

「冗談じゃない。こっちだってついこないだまで、千歳でアラート(国
籍不明機の防空識別圏侵入に対する緊急発進待機)に就いてたんだ、舐
めたまねしやがって! と思ってたら、野郎、今度は2機編隊のまま、
ギア(車輪)もフラップも降ろしたまま、フラフラしながら寄せて来や
ぁがる。こっちの低速に合わすんで今度は向こうが失速寸前だ。真黒な
サンバイザー降ろしやがって昆虫みたいな顔で表情は解からねえ。そ
したら指揮官機の奴が手信号で指立てて、ピールオフ、ピールオフ
(編隊を解いて我から離れろの意味)と合図するから、この野郎ってん
で、パワーばっと絞って後ろに付いてやったんだ(後方射撃の最適位置)。
そしたら奴等泡食って、あわててギアアップのフラップアップで、垂直
上昇に入れやがったから、こっちも90度バンク(民間機は30度が通常限
界)に入れて121.5メガ(万国共通の緊急周波数、パイロットは常時聴取
する義務がある)で『なめんじゃねえぞ!馬鹿野郎!』って喚いて、横
須賀方面に向けてスタコラ帰ってきましたよ。」

 「そしたらカメの野郎、パイロットさん何てことするんですかっ!
撃たれたらどうするんですかって泣き声出しやがるから、『うるせーっ!
てめえのせいでこんなことになったんだ、安保条約があるんだ、心配
いらねーっ!』てどやしつけてやったですよ、ざまあみろっ」

「いやあMよ、よくやった!偉い偉い!機銃がなくて残念だったのう」
と、S一尉。
「121.5メガで、口で弾撃ってやりゃあよかったなぁ、ダダダダダッ!
てな」とY一尉。
「いやあ、しまった、そうでしたねっ!」とM二尉、で全員大笑い。

 猛暑も終わった秋の陽だまりの中、航空自衛隊戦闘機パイロット教官
一同の上機嫌な笑い声が、基地の一画にドッと上がっておりました。
「赤い星だろうが青い星だろうが、来たらやってやるからよぉ!」が、
頼もしいかぎりの士気旺盛の我が名士たちの思い出です。

 ★日本本来の自尊心が出現する日

 なぜこんな、50年も前の古い話をするのか?
 國が滅びるときは、上から腐って行きます。腐った上部構造を必死三
昧で支えているのは現場であり、いわゆる庶民なのです。
 大東亜戦争もそうでした、訓練を積んだ歴戦の日本兵は、世界に精強
を誇ったのです。民間航空といえども、世界を飛べば解ってきます。

 米欧の旧植民地であった経験が長い国の管制官は、緊急事態か、ある
いはそれに近い、込み入った状況になると立ち往生となり、パイロット
からの問いかけに沈黙してしまうことが、男女を問わず、ままあります。

 何百年にもわたる植民地支配の後遺症が、こんなところにも出て来る
のです。この場合、管制官に任せきりとせず、自機のレーダースクリー
ンを見ながら、他機との位置関係を把握しつつこちらからもどんどん方
位、高度、速度と、自己のインテンションを積極的に発出して、彼らを
援助協同してやる必要があります。

 いわゆるG5、米英仏独日の管制官は、自力で何とかしようと最善を
尽くします、極東では日本のみがそうです。
 そして日本の管制官の、自国籍機の要求に対する優先的措置は決して
取らない公平性は、世界に誇れるものです。

 戦後73年が経ちます、このままいつまでも米国に隷属していれば、
日本と言えども、民族としての自立の精神を徐々に失ってしまいます。
強制的に付与された憲法を破棄しようともせず、拉致被害者すら自力で
取り返せず、米国大統領にお願いすることも、恬として恥じなくなって
しまいました。

 同じ外務官僚でも、重光葵(まもる)元外務大臣(終戦時、ミズリー
号艦上で降伏文書調印式に臨んだ人)は、GHQ支配下の日本で、以下の
ような日記をしたためています。

 「結局、日本民族とは、自分の信念を持たず、強者に追随して自己保
身をはかろうとする三等、四等民族に堕落してしまったのではないか」
 「節操もなく、自主性もない日本民族は、過去においても中国文明や
欧米文化の洗礼を受け、漂流していた。そうして今日においては敵国か
らの指導に甘んじるだけでなく、これに追随して歓迎し、マッカサ―を
まるで神様のようにあつかっている。この態度は皇室から庶民にいたる
まで同じだ」

 しかし、最後に重光葵はこう言っています。
 「結局は日本民族三千年の歴史と伝統がものを言う筈だ。 必ず日本
本来の自尊心が出てくると思う」(続 重光葵日記)

 自分の國は自分で守る、当然の國民の覚悟が求められる日が刻々と近
づいてきている。これは日本人の精神的自立のためにはぜひ必要なこと
です。米国の政治状況を始めとする、世界政治の大転換の動きが感じら
れる今日この頃ですが、勝者によって作られた歴史は、必ず修正されな
ければならないのです。



■忙中閑あり《395》───────────────────────

                         杉山頴男

 ◎武士の【永遠】 「名こそ惜しけれ」
    ──日本列島固有種[武士]を考究する


 百歳まで生きたフランスの社会人類学者レヴィ・ストロースは云う。
「日本神話は広大な大陸の末端周辺部に位置し、また長く孤立していた
にもかかわらず、そのもっとも古い文献が、他の地域ではバラバラの断
片でしか見られないのに、日本神話は様々な要素の完璧なる総合を示し
えたのはなぜか」

 日ノ本男子Y染色体はD2タイプ。Y染色体の中でも特に古い。
 アフリカから出發したホモ・サピエンスは東へ東へ。日出る方角に移
動していった。陸上だけでなく海上からも東へ東へ。日ノ本列島に辿り
着いた。ゆえにY染色体の中でも特に古い。
 D2タイプは、アジアでも稀、China Koreaにはまずいない。D2タイ
プは、中近東、南部イタリア人、古代ユダヤ人ともつながつていると最
新の遺伝子学。
 D2タイプは日本刀に魅かれる。コレ、拙者の“偏見”

 拙者より23歳若い、アメリカの政治学者イアン・ブレマーは云う。
「大国の中で民主主義が比較的うまく機能しているのが日本だ。日本に
おいて民主主義の原則と制度が疑問視されていない」

 民主主義の<制度>は時代とともに変化するが、日ノ本の民主主義の
<原則>は云うに及ばずアマテラス。武士の下地にもこれがある。
 コレ、拙者の偏見に非ず。神話の歴史的真実。

 サムライが【永遠】をどこで見つけたか?
 海辺か、山の湖水か? 日本の大人は意外と知らない。
 「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

 「ヤァヤァヤァ、遠くのものは音に聞け、近くば寄って目にも見よ。
我こそは天下の……」は平家物語。
 天皇の系統を誉れとする平氏源氏の合戦。「名乗り」は出来るのは
家系を誉れとする武人{いくさびと}だけ。
 己がその末端に連なる者として敵に対峙する。「桓武天皇十二代の
後胤……」(保元物語)
 平氏は桓武天皇、源氏は清和天皇の子孫のプライド。雑兵はひれ伏
す。「名乗り」のあと一対一の勝負。

 武士の本家本元、日本最初の武家政権。「坂東武者」→「鎌倉武士」
 源氏の頭領の嫡男、流刑の子を担いだ坂東武者の「名乗り」は天皇の
系統でなく「名字」。名字は本来、住んでいる郷や名田に付けられた名。

 鎌倉武士が名乗り合うのは、お互い田の所有権を主張するため。
 「敦盛最期」の熊谷次郎直実は、武蔵国熊谷郷の出。現在の埼玉県熊
谷市に名田を持っていたから熊谷と名乗った。
 「一所懸命」開拓した耕地へのプライド。 「名こそ惜しけれ」の名
は「名字」。住んでいる郷や名田。

 田をつくり、管理する者がその土地を所有する。朝廷・仏門に突きつ
け幕府を開闢した坂東武者。
 
 坂東武者の記憶の遺伝子、無意識の古層にあるも。
 石器時代から縄文、弥生時代へ、凡そ1万年、坂東に定住してきた祖
先の霊への畏敬。かつて日ノ本列島の中心であったプライド。

 現在までに発掘された旧石器時代の10,150遺跡ほとんどは東北
・関東。縄文時代の村の遺跡の多さも東北・関東。その中でも分布濃度
の高さは千葉、茨城、埼玉。縄文時代、人口密度ナンバーワン。縄文時
代の日ノ本の中心であった。

 日ノ本列島、山の幸、山の幸、川の幸。移動しなければ充分は食料を
確保できない大陸とは違い、凡そ2万年定住えきた、させた。
 2万年定住は郷土意識を高める。狭い日ノ本に苗字が30万種類以上
なわけはココにある。
 日本学(Japanology)が知っている。知ってないのはボーっと生きて
る日ノ本の大人だけ。

 農耕がはじまり、一所懸命の開拓が「名字」の誉となる。己の振る舞
いを「名字」が見ている、郷土が見ている。恥じない振る舞いをしよう。
 「名こそ惜しけれ」こそ武士が「名字」で見つけた【永遠】

 鎌倉武士が大好きで、先の天皇教武士道が大嫌いであった国民的作家
の遺言。
 「今後の日本は世界に対して、いろいろなアクションを起こしたり、リ
アクションを受けたりすることになる。そのとき、「名こそ惜しけれ」と
さえ思えばよい。ヨーロッパで成立したキリスト教的な倫理体系に、この
ひとことで対抗できる。」(『司馬遼太郎全講演』)


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