郷愁の食物誌

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団塊の世代以上には懐かしい郷愁の食べものたちをこよなく愛おしむエッセイです。それは祭りや縁日のアセチレン灯の下で食べた綿飴・イカ焼き・ラムネ、学校給食や帰りの駄菓子屋で食べたクジ菓子などなど。

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メルマガ名
郷愁の食物誌
発行周期
月刊
最終発行日
2019年01月25日
 
発行部数
177部
メルマガID
0000077975
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ニュース・情報源 > 雑学・豆知識 > 生活

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  UNCLE'S                 uncletell@gmail.com
     「郷愁の食物誌」2019/01/25(毎月25日発行目途)

 なつかしき郷愁のたべものたちをこよなく愛おしむエッセイ。それはほの暗
いアセチレン灯の屋台で食べたの中華ソバであり、学校給食、少年の日、祭り
や縁日の綿菓子やニッキ菓子、学校帰り駄菓子屋にたむろして食べたクジ菓
子。そして野山をかけずり回ってむさぼった木の実の数々...。
  http://uncletell.web.fc2.com
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納豆ものがたり・3

 納豆は特に日本だけのものではない。中尾佐助著「料理の起源」(NHKブ
ックス)という本に、ナットウのトライアングルというのが出てくる。日本の
糸引納豆に似たものが、ジャワ、ヒマラヤの中腹である東ネパール、シッキム
ブータン辺りにあるというのである。ジャワのものはテンペ ヒマラヤのもの
はキネマと呼ばれる。

 日本のナットウ、ジャワのテンペ、ヒマラヤのキネマをを結ぶと三角形にな
るわけで、他の大豆加工品、豆腐や味噌、豆もやしのと出現・伝幡ともからん
で中国の雲南省辺りが、それら大豆加工食品のセンターまたルーツがあった可
能性もあると推測している。

 また日本では文献など、室町時代に糸引納豆が現われるので、もしかしたら
その頃鉄砲やカボチャなど南蛮物の一つとして、ジャワから伝来した可能性も
あるという。
 
室町時代から現代まで、納豆がどういう系譜をたどったかはわからないが、
日常の食卓に納豆がのるようになったのは、明治も後期からだという。特に明
治38年(1905)沢村真博士が納豆菌を発見、大正8年(1915)北海
道大学の半沢洵博士による純粋培養菌を用いる納豆製造法が確立されてからの
ことという。

どういうところから関東では好まれ、関西では嫌われたのか、関西のうどん
関東のソバの例を出すまでもなく、東と西では嗜好・舌の構造が違うのかもし
れない。

その昔、納豆は私の弁当のおかずにさえも出てきた。これにはちょっと閉口
した。蓋を開けると、糸は引くは匂いはあたり一面漂うは..。やはりおかず
にはいささか適さないといわざる得ない。

 こんなごくありふれた食べものだったのに、地方によってはまさにまぼろし
の食べものであったのである。中には、甘納豆からの連想でどんなにうまいス
テキなものかと思いを募らせた少年もいたのである。

画家で作家の赤瀬川原平氏は、その著作「ごちそう探検隊」の中で次のよう
な具合に述懐している。--九州の大分市に住んでいた少年時代 納豆は本当
に幻の食べものだった。少年小説などを読むと、納豆売りの少年が出てきたり
して 朝の住宅地の裏通りで、「納豆一つ下さいな」などとどこかの夫人が言
うと、その納豆というものがとてつもなくうまそうなものに思えた。「ナット
ウ」という語感からしてうまそうなのだ。だからその言葉をそうっと自分で発
音してみたりして、その語感の中にすでに納豆の引くやっかいな糸の予感が含
まれてはいるのだが、かしその実体まではわからなかった。

 想像のベースになるのは甘納豆である。この甘納豆というのは日本列島の全
域に分布していて、九州にいた少年の私にもすでに大好物だった。その甘いお
菓子の甘納豆が、お菓子ではなくご飯のおかずに変化しているとなると、これ
はもう大変な食べものに違いない。そう思ってその幻の味に憧れていたの
だ...。--(続く)
                    UNCLE TELL
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