知って差がつく! 新フランチャイズ発想法

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フランチャイズ業界23年、合計30を超えるFCに関わってきた発行者が、「FCで成功するための考え方」を中心にアドバイスしていきます。FC加盟検討される方、またFC本部の方いずれにも役立つ情報を発信します。

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メルマガ名
知って差がつく! 新フランチャイズ発想法
発行周期
ほぼ 週刊
最終発行日
2019年02月17日
 
発行部数
307部
メルマガID
0001005201
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ビジネス・キャリア > 独立・起業 > フランチャイズ

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■◆■━━━━━━━━━━━━━━━━2019.2.17
「新フランチャイズ発想法」 第465号
発行者:竹村義宏事務所 HP:http://www.fc-takemura.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━■◆■



今日もメルマガ開封ありがとうございます!



業界歴30年、40を超えるFCに関わってきた、発行人、竹村義宏がフランチャイズを上手に利用するための「考え方」「情報」をお送りします。
今年で9年目、ほぼ週1回日曜日に配信しています。

竹村のプロフィールはこのメルマガの最後にあります。

または下記のHPから御覧ください。
【竹村のHP】http://www.fc-takemura.com/



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では、ここから本編です!

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1>今週のひとこと
2>NEWS&お知らせ
3>このFCニュースにひとこと!
▼「バカッター」で高額損害賠償も セブンでも悪ふざけ動画発覚…謝罪 くら寿司は「法的処置準備」他
4フランチャイズ〜これをやっちゃダメ!
▼<第5回〜本部編>× FCが増えて社員を倍増する、本社をいいビルに引っ越す
5>QAコーナー
▼平均的な私に見合ったFCは?
6>今週の赤ペンチェック
▼「しょぼい起業で生きていく」えらいてんちょう (著)
7>編集後記
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1>【今週のひとこと】

先週のメルマガはいつものコーナーは休みのフリートーク形式でしたが、何名かの方から感想などいただき反響がありました。

「武田塾」の加盟を例にして書いた、「厳しい・難しい」と言われても、自分ならデキると逆に奮い立つ、「簡単・誰でもできますよ・今がチャンス」などと耳障りの良い言葉を聞いたら、逆に萎える、くらいの方が成功するんですよ、という逆説的な起業マインドについての部分に赤ペンチェック(笑)された方が多かったようで。

これは何ら新しいことを言っているつもりはなく、古くは経済学者のケインズが確率が低いのに起業にチャレンジするのは、そこに「animal spirit」があるからだ、と説いているわけです。合理的には説明できない不確定な心理、つまり血気や野心というのはanimal=動物的=本能的衝動だ、ということです。

ただこういう本質を言い当てている言葉というのは、常に浅い解釈をされる方も多いわけで(笑)。多くの人が向かっているところにお宝がない、のは事実でも、その逆に行けば必ずお宝があるわけではありません。あることも多いのですが、見つけるには相当な努力と時間が必要、これまた事実でしょう。
「逆張り発想」をすればうまくいく、「非常識な発想」をすればうまくいく、わけではないのです(笑)。少なくとも簡単にはうまくいきません。そんなの競馬で言えば「本命を買わずに大穴を買えば儲かるのだ」と言っているのと同じレベルなわけです。

こういう言い方をすると、「ドチラに行っても当たらない?じゃぁどうすれば良いんだよ?」という方が現れるわけですが、まずはその本質知って、そこから考える、そして行動するのが「自分」というもの、です。自分の人生の車は自分で運転すること。カーナビからの情報、周りの景色からの情報、それらをキャッチしては、どこにどうやって行くか、を決めるのは「自分」です。



先週、堺屋太一氏の逝去ニュースは少々驚きました。次の大阪万博関連でまだまだ活動されているようでしたので。

堺屋さんの「知価革命」という本を恐らく大学1年か2年のときに読んでいますが、自分の人生の「先」を「見」させてくれた、まさに「先見性」のある本でした。「これからの時代はモノをつくるよりアイデア・情報のほうが価値がある」ということを35年前に、誰でも読めた、とことに驚きます。
個人的には、この本によって原価以上に大事な「付加価値」という考え方を知ったことで、その後のものの見方が変わり、仕事においても人生においても大いに役立ちました。原価じゃなくて付加価値に価値があるから、ブランド品は高い、わけだと。

「ギターを作る会社よりミュージシャンのほうが儲かるように、コンピューターを作る会社よりゲームソフトを作る会社の方が儲かり、ゲームの達人がサラリーマンの何倍も稼げるようになる」。これをこの本で知って、周りを見渡せば、実は30年前にはすでに「ゲーマー」としてゲームやってサラリーマンの倍くらい稼いでいる大学生が、存在したのです。
そんな彼らは世の中的には「早く就職しろ!」と言われていたわけですが(笑)。

だから、これからの仕事は「好きなこと、得意なこと」を選ばなきゃダメですよ、と堺屋さんは常に語っていました。当時、仕事は「有利なこと」で選ぶ、というのが常識。堺屋さんが正しかったことは、時代が証明しましたね。ご冥福をお祈りします。





2.【NEWS&お知らせ】



▼今週のフランチャイズ・チャンネル

只今毎日更新中!今週はこの7本が公開!

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フランチャイズ本部の加盟開発の目標数の決め方について!! vol.540
https://www.youtube.com/watch?v=xDDITQ8CGrI&t=131s

加盟開発の目標数の決め方について!課題と仮説の重要性について!! vol.541
https://www.youtube.com/watch?v=1TRrAcaACmc&t=132s

加盟数を増やすためには高い目標を掲げないといけない!? vol.542
https://www.youtube.com/watch?v=FLbd4kcF_hE&t=3s

学習塾の併設型フランチャイズについて!! vol.543
https://www.youtube.com/watch?v=M3ql1LjKHPA&t=25s

東進衛星予備校は学習塾併設型フランチャイズの成功例だった!? vol.544
https://www.youtube.com/watch?v=-0If6UgOmEo&t=56s

インスタ映えは逆効果!?アイスクリームのフランチャイズを全国に広げたい!! vol.545
https://www.youtube.com/watch?v=PKlxo_VbJgs&t=50s

フランチャイズは価格が高くないと広がらない!?vol.546
https://www.youtube.com/watch?v=E0a_PUZEV5s&t=17s
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元“野獣”、女子柔道金メダリスト松本薫さんがアイスクリーム店をオープンさせてニュースになってますが、「アイスクリーム」というのFC的に見ると有望な市場であると思います。

動画で説明したとおり、1年中、冬でも食べるものですし、誰でも食べる(私は食べませんが 笑)かなり一般的な食べ物。パンケーキやクレープとは市場の規模、安定性が違うのです。
そして、店舗を構える大規模チェーン店としては、ハーゲンダッツが完全閉店した今、サーティワンのみ、これが全国約1000店。なので、サーティワンよりコッチのほうが好き!という店がつくれれば、一気に全国展開できる可能性はありますね。



vol.543、vol.544で話した「学習塾併設型のFC」については、動画ではビジネス的な面から地域の学習塾が習い事市場を狙う、的な言い方になってしまいましたが、もっとベースの部分には、地域における学習塾の存在意義、というポイントがあります。
学習塾は、その地域の子どもたちのために最新にして最良の教育を提供していく、という存在意義があるわけです。いろいろな子どもがいるわけですから、習い事には様々な入り口が必要、そして、将来を見据えた“新しい教育”、例えば今ならプログラミング教育、など良質なものを選んで地域に提供していかなければならないわけで。

地域社会において「塾」の存在意義は大きいのです。





3>【このFCニュースにひとこと!】

このコーナーでは最近のFC関連のニュースについてズラッと並べ、竹村の私見でひとことコメント、ときには少し長く解説していきます。
ここで述べてる解説はあくまでも竹村の個人的な見解・意見です。



今週はまずこれから。
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「バカッター」で高額損害賠償も セブンでも悪ふざけ動画発覚…謝罪 くら寿司は「法的処置準備」
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2019/02/10/kiji/20190209s00042000508000c.html
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先週のメルマガで一連のこの「バイトテロ」について、個人的な意見は書きました。そしたら、お一人の方ではありますがそれに対する反論がきました(笑)。
要は、これはバイトたちのせいじゃない、飲食業というのは構造的に非正規社員=バイトを低賃金で重労働させており、それが問題だと。たくさんの事が書かれていましたが、これはバイトたちのせいではなく、雇っている企業側の問題だ、という意見です。

確かにこれも一つの側からみた意見でしょう。私はチェーン店、FC本部のブランドを守るにはという視点からこの問題をとらえますが、一方でこの事件を、ブラックバイトという社会問題をずっと追いかけている方がみれば、ガラリと意見が変わる、ということ。



ということを考えると、この事件に乗っかる形でこの決定をしたスタバは見事だと思いますね。
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スタバ、10~20円値上げ 大幅価格改定8年ぶり
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4107646008022019HE6A00/
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次に、「モス苦戦」はもう飽きた気がしますが(笑)、少し新しい分析が。
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5ナンバー車やモスバーガーが苦戦する時代の消費性向
https://blogos.com/article/358260/
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なるほどな、とは思います。10年以上前に「年収300万円になる」と予想した森永卓郎氏も、年収300万時代の予想は当たったが、逆のサイドにこれだけ金持ち=高所得者層が増えることは全く予想がハズレた、と言ってますね。



そして、どうなってるのかな?と思ってましたが「拡大」という方向らしいですね。
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ファミマが24時間フィットネスやコインランドリー一体型店舗を拡大
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00000072-impress-sci
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あと、「フランチャイズ・チャンネル」でもとりあげた「丼丸」ですが、こんな話があったようで。
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500円の奇跡はこうして生まれた!丼丸「ワンコイン海鮮丼」の裏にあった人間ドラマが胸アツ…
http://news.livedoor.com/article/detail/16015491/
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そして、数字上はどこからつついても完全復活、している感じのマクドナルド。
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マクドナルド/12月期全店売上高5期ぶりに5000億円超え、増収増益
https://www.ryutsuu.biz/accounts/l021243.html
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マクドナルドは低迷期に何名もの方が社長、取締役に就任し変わってますが、その後マクドナルドを離れた方が自分も復活に関わった、的に語っていたりするのが微妙です(笑)。

でも、元CMO足立光氏は本物な感じ。本もなかなかの内容でした。
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マクドナルド、P&G、ヘンケルで学んだ 圧倒的な成果を生み出す 「劇薬」の仕事術
https://amzn.to/2GNoLfU
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足立さんの在籍した「ローランド・ベルガー」という会社はよく知りませんが、スシローを業績拡大している水留さんもここ出身だし。



そして、最後にフランチャイズとは関係ない話ですが、出口さんの。
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出口治明「日本に必要な"変態"の作り方」
https://president.jp/articles/-/27686
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「偏差値コース」と「変態コース」の2つが必要という説。偏差値コースで優秀なやつは、変態コースで突き抜けた社長に使われる、という図式が大事(笑)。あなたならどちらのコースを選びますか?(笑)。






4.【フランチャイズ〜コレをやっちゃダメ!】

フランチャイズは誤解だらけの業界です。加盟募集をしているFC本部自体がフランチャイズの本質、仕組みを誤解しており、そこに加盟検討の段階からフランチャイズに加盟することを誤解している加盟者が加盟していく。
そんなことがアチコチで起こってます。そんな世知辛い業界をなんとかするためのコーナー、です。



<第5回>(FC本部のコレをやっちゃダメ!)

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× FCが増えて社員を倍増する、本社をいいビルに引っ越す
◎ FC本部としてはできる限り固定費を増やさない
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第462号のこのコーナーで、「FCの初期段階で過大な投資をする」のはNGで、FC展開は私の拙著のタイトルどおり「1円も出さずに全国展開」できる、むしろその考えでやったほうが成功しやすい、という解説をしました。
実際に「武田塾」のFC展開ではロイヤリティが2000万/月になるまでは、基本FC運営のための投資は禁じて、社員も1名だけで対応をして成功しました。

ただ、それは最初だけしょ?、FC展開がうまくいきだしてFCが20、30と増えていけば、加盟金がかなり入ってくるわけだし、それをこれからFC展開を拡大していく「先行投資」に使うのは当然ですよね、と考えられる方が多くいそうです。

でも、それも違うんですよね。NGです(笑)。確かにそういう流れになる、そう考えたくなる気持ち、両方ともわかります。
ただ、その段階でも安易に「先行投資」としてお金を使うのはNGなのです。流石に「1円も出さずに」という域からは次のステージにいってOKなのですが、それでも徹底的に「ケチる」べきです。とくに固定費は。

ひとつは、これはFCに限らず会社というのはそういうものなのですが、成長過程、とくに追い風で急成長する時の過剰投資で一気に転落することケースが多いのです。急成長したFC本部でこの流れで転落し、そのまま浮上できなかったFC本部をたくさん見てきました。
当たり前ですが、その「過剰投資」は投資する時点では「過剰」という認識がない、わけで。もちろん増えていく加盟店のための先行投資であるわけですから、多少「過剰」のほうが、加盟店思いの本部、ととられるので。

加盟店対応をするスタッフを大幅増員する、そしてオフィスが手狭になったので新しいビルの大きなフロアに引っ越す。これもきちんとしたコスト感覚をもってやらないと、失敗します。
典型的な例としては、事業についても知識が薄く、FCについての見識なんてこれっぽっちもない中途社員がどんどん入ってきて、加盟店対応レベルが落ちる。そんな社員が増えて手狭になり、家賃が何倍もするキレイなオフィスに移転しているわけですから、これは加盟店にとっていいことない、わけです。
一昔前の感覚では、自分の加盟しているFCの本部がキレイな新しいビルに本部を引っ越す、というのは加盟しているオーナーとしても「伸びてる感」を共有できている、という感覚がありました。「牛角」本部のレインズが、渋谷で何度も引っ越し、引っ越すたびに、新しくキレイになっていった本部オフィスを思い出します。

ただ時代は変わった、のです。今どきFC本部が立派なビルに移転してもオーナーは喜びません(笑)。自分たちの業績には関係ないですし、何倍にもなった家賃は自分たちのロイヤリティ、なわけですから。
ちなみに「武田塾」のFC本部もギリギリまで「武田塾御茶ノ水本校」のスペースを使って仕事して、昨年流石に手狭になり移転しましたが、駅から更に遠くなり(笑)、立派でもキレイでも無いビル(笑)、です。

さて、たとえFC展開が成功しだしても固定費は徹底的にケチるべき、もうひとつの理由は、FCというのは元々、「固定費がゼロ」のビジネスだからです。
「テリトリー権を与えてそこで商売をやる権利を売る」のがFCですが、それについて本部の固定費はゼロ、です。儲かる商売のやり方を教える、その商売権を売る、そこには何の仕入れも生じませんから「空気のようなもの」を売っているようなものです。
その「空気のようなもの」に無茶苦茶な価値があるので、何百万で加盟してくれる人がいるわけです。

FC本部が「固定費」を増やす、というのは、「FCビジネスは原価ゼロである」というFCビジネスの最大のメリットを潰してしまうことになるのです。社員の増員やオフィスの拡大はまさに、固定費の増大です。

では、FC本部がFC展開がうまくいきだしたというタイミングで儲かったお金はどこに使うべきか?それは加盟店の集客につながる部分に本部の資金を使っていく、ことなのです。これについては次の機会に。






5.【Q&Aコーナー】

このメルマガによせられたり、面談などで直接出た相談・質問の中から読者の皆様にシェアして役立つというものを選び、質問に回答していきます。

時には「人生相談風」に、時には「知恵袋」風に。

このコーナーへのご質問・相談は随時受け付けます。
info@fc-takemura.com



あるいは、下記ホームページのコンタクト欄よりおよせください。
www.fc-takemura.com



それでは今週の質問です。



平均的な私に見合ったFCは?
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Q.動画を拝見しています。私は現在平凡なサラリーマンですが、様々な状況の変化から、独立起業に向けて準備をしたいと思います。自分の特別な強みはありませんので、FCによる起業を考えています。
自己資金500万円で比較的安定したFCをいくつか教えていただくことは可能でしょうか?竹村先生の「FCはその人によって個別に合う合わないがある」という意見は理解しているので、いくつか選んで頂いたものの中から、私の志向に合ったものを選びたいと思います。
お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

Sさん(32歳)
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A.まさに、ツッコミどころ満載の質問であるわけですが、典型的な内容も含んでいるのでここでとりあげてみたいと思います。ご本人には了解をもらった上で以下書きます。

このメールで評価できるところは「可能でしょうか?」という言葉使いでしょうか(笑)。ここが「教えてください!」だったら、返信すらしたくないですが、「可能でしょうか?」だったので、約20分の個別skypeをしました。

まず、メールで「自己資金500万円」と書かれても、こちらとしては分からないわけです。貯金が500万円なのか、貯金は1000万円でそのうち半分を起業資金に充てられるということなのか?それによってFCの選択肢は全く変わります。

この方の場合は、何と貯金は60万円くらいで、公庫の創業融資の資料をみたら最低自己資金が10%ということなので、50万円の自己資金であと450万借りられると思うので、要は「初期投資500万円」で加盟できるFCを探している、ということなのです。
まぁ、ここまでズレている方も珍しいですが、いちばん大事なお金の話すら、単なる可能性の話だったりして固まってない方が多くいることは事実なのです。

次に「比較的安定したFC」といわれても、このSさんのビジネスマンとしての能力がどの程度なのか、性格が起業に商売に向いているのか、そんなことが分からなければ、ここは「比較的安定して」ますよ、なんて安易に言えません。
例えば、ずっと営業をやってきたので、新規開拓の営業は苦になりませんし、営業は得意など思います、ということなら、「営業が苦にならない、ということであればこのFCは比較的安定してるのでお薦めですよ」というアドバイスが可能になるわけです。

それを「平凡なサラリーマン」と言われても…(笑)。skypeでは「平均的な」という意味で使った、ということでしたが、「平均的なサラリーマン」と言われても、正直こちらからが必要なイメージは全くわきません(笑)。
身長170センチ、体重65キロ、メガネをけて小太りで、ちょっとサイズの合ってないスーツを着て、通勤時間1時間、年収400万…とかでしょうか(笑)。そんな平均的なみたいなイメージは、FCで成功できるかどうか?なんて全く分からないわけです。

気持ちは分からないではないのです。自分としては「平均的」、普通だと思っている。そんな普通の私で成功しやすいFCを教えて欲しい、という発想なのです。

では、この方にWEB面談でどのようなアドバイスをしたか、について最後書きます。

Sさんにはやや耳の痛いアドバイスになりましたが、まず「あなたは平均的サラリーマンじゃないでしょ」ですよ、ということから話しました。32歳の独身で貯金60万、というのは「平均的」ではないでしょう。大卒で10年サラリーマンやっていれば、普通は200万、300万程度の「貯金」はするはずです。
「自分の周りはみんなこんな感じだと思うしゼロという人も結構いる」ということでしたが、それは同じような考え方・行動が仲間になっているだかで、実際には別のレンジに、1000万、2000万と貯金している層がいて、その人たちはその人達で仲間になっている。
「平均」というのは、それを全部足して割り算をするから、最低でも200万とか300万はなきゃ、貯金できない男、という風に分類される。だから、公庫の創業融資もおそらく通らないと思いますよ、と話しました。

それが「現実」というものです。

なので、この時点でこのSさんが選ぶべきFCということであれば、50万で始められて自分が体を入れて頑張るFCということになります。というか、それしかない、のです。
そんなFCで成功するには、人の2倍、3倍働くこと、です。能力でとくに人の上にいくものが現時点でない、というところからのスタートでも「人の2倍、3倍働くこと」はできます。ここから平凡な人生を逆転する、とすればこれしか無いでしょう。

何もそれを10年、20年続けろという話ではなく、3年間「人の2倍、3倍働け」ば何百万かは貯まるはずです。そんなの勘弁、体がもたん!ということであれば、悪いことは言いません、サラリーマンを辞めないほうが良いと思います。







6.【今週の赤ペンチェック】

このコーナーは竹村が、日々読んだ本や聞いた話等の「日々情報」から刺激を受けて、考えたことなどを綴っていきます。
個人的で健忘録的なところもありますが、参考になればと思い公開します。フランチャイズとは直接関係ないものも多くなると思いますがご了承下さい。



本日はこちら。
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好きなことでバリバリ稼ぐか、楽なことをボチボチやるかのどちらかしかないのです。いずれにせよ、気持ちが良い(=ノンストレスな)環境でないと人は動かない時代になったのです。

「しょぼい起業で生きていく」えらいてんちょう (著)
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twitter、YouTubeで話題の人、えらいてんちょう氏。

“インターネット当たり屋”なんて呼ばれ方もされているようですが、SNSで盛り上がる様々な話題に切り込んでおり、“インターネット芸人”としての知名度はかなりあがってます。



で、その、えらてん氏の著書がコレ。

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「しょぼい起業で生きていく」えらいてんちょう (著)
https://amzn.to/2GsiJSA
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かなり売れてるようですねぇ。



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「いつもやっている行為をお金に換える」という発想は「しょぼい起業」の基本的な考え方のひとつです。これを「生活の資本化」(コストの資本化)と呼びます
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「生活の資本化」なんて言葉だと難しい気がしますが、要は、日常生活で必要なものを作り、余ったぶんを売る、ということで、これが「しょぼい起業」の基本コンセプト、です。



詳しく書かれている部分を引用すると、

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飲食店も同じ理屈です。みなさん、毎日ごはん食べますよね。自分のごはんを作るのにもお金がかかりますから、いっそのこと、ちょっと多めに作ってみたらいいのです。
ひとりぶん作るところを、10人ぶん作ったとしても、10倍の材料費はかからないし(肉を100g買うより1kgまとめて買ったほうが単価は下がります)、10倍の労働力も必要ありませんよね。
で、余った9人分は売ってしまいましょう。そうすると、自分ひとりぶんの食事が実質無料、いや、むしろお金が増えた!、ということになります。
----------------------------------

ということなのです。



「しょぼい起業」の中で、いちばんの拡がりを見せているのが、「しょぼいバー」なのですが、これも元々、仲間でカラオケボックスによく行くが意外と高い→ならばバーの居抜き物件を借りて「仲間で使うカラオケ集会所」みたいなものを作ったほうが得ではないか?という発想から始まる。
繁華街のハズレみたいな立地の潰れたスナックの居抜き、なんかだったら、無茶苦茶安く借りられますから。

そこから始まった「しょぼいバー」がいわゆる“イベントバー”として当たり、現在直営5店舗、そこから全国に拡がっている、という話。



「全国に拡がっている」ということは、再現性があるということであり、ある意味「しょぼいフランチャイズ」として展開中、なわけです(笑)。



これは良いことであり、拍手したいですね。ライバルにはなりますが(笑)。



確かに、こういう起業の形もあるわけで、向いてない人が意気がってへんなフランチャイズに加盟するよりも、こちらの「しょぼい型」のほうが向くタイプ、というのが確実に存在します。

店を持つのに借金しない、金をかけない、人を雇わない。事業計画も目標も要らない、差別化とか考えない。初期投資をかけて高いランニングコストでやっている店と比較すれば、売上はしょぼい=低いが、それでも全然食っていける、わけです。最初は店に住めばいい、というところから始まりますから(笑)。



自分が生活することの延長ですから、基本「失敗」はない。ベットしないわけですから(笑)。「しょぼい=無理しない=ストレスがない」この図式には惹かれる人が多いのでは。



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逃げても、生きていくための、生存戦略です
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これは帯のコピーですが、まさに見事、いいとこツイてる、と思います。



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好きなことでバリバリ稼ぐか、楽なことをボチボチやるかのどちらかしかないのです。いずれにせよ、気持ちが良い(=ノンストレスな)環境でないと人は動かない時代になったのです。
----------------------------------

バリバリ派か、ボチボチ派か?二分されるというわけでは無いと思いますが、どちらのほうが気持ち良いか(ノンストレスか?)は自覚できる気がします。その逆はストレスでうまくいかない、ということです。



この「しょぼい起業」のブーム(?)について個人的に考えるところが2つ。



ひとつは、「雇用と広告の崩壊」ですね。この「しょぼい店」モデルは、広告は一切しない、それでもSNSで口コミで人が訪れる。そして雇用されてない人たちが社員やバイト以上に活き活きと働く。そこには仕事とは?労働とは?趣味とは?…というような根源的なテーマが見え隠れ。



もうひとつは、この“えらてん的コミュニティ”の可能性、です。Amazonのレビューには「信者ビジネスじゃないか」「新興宗教の教祖みたい」などという評価がありますが、そこがまさにポイント。加盟金3万円、ロイヤリティ月額固定5000円、なんていう「しょぼいFC本部」ができるかもしれません。


要注意、じゃない(笑)、要注目人物、ですね。






7.【編集後記】

あまり話題になってませんが、週刊新潮の最新号(2月21日号)にスーパーフリーの和田真一郎氏のロングインタビューが掲載されてます。タイトルは「刑期を終えたスーフリ事件主犯、和田サン懺悔録」。2003年のあの事件から14年の刑期を終えて、和田氏は昨年シャバに出てきたんですね。

今は別名を名乗って地方都市で働いているという和田氏が、かなり詳細になぜあのような鬼畜集団が幅を利かせていったのかという部分も、語っていて、「はじめての“まわし”から事件が発覚するするまでの5年間で、手口は洗練されていきました。私が指示しなくても、後輩たちが勝手に流れを作っていく。」なんて。

ただ、「そのそのシステムを構築してしまったのは私でした」と語る和田サンは、鬼畜集団のボスとして求められる“和田さんキャラ”を演じていく。「もうどこまでが地でどこまでが演技か、自分でもわからなくなっていたのです」と懺悔しますが、それで許されるものではないでしょう。
そして「撃てる女性を私だけが独占するのは他の参加者に悪い、自分だけがおいしい思いをするのはズルい、と狂った感覚に囚われていた」なんて語ってますが、そりゃ嘘でしょう(笑)。狂った感覚と自分を分けて語っちゃいけません。


スーフリの集団鬼畜活動はそれなりの期間(約5年)続いていたので、当時私の周りにもスーフリと関わった、という人間は男女ともかなりいました。当時「ギャルズ」なんて呼ばれてたあの娘たちは、今どうなってるんだか(笑)。
記事の最後で「私に出所を知った被害者の方が新たに賠償金を求められるのであれば、分割にはなるが誠実に対応したい」と語ってますが、現実的ではないでしょう(笑)。



さすがに、スーフリ以降このレベルの事件は起きてませんが、若い女性は過去にこんな事件があった、と知っておくべきだと思いますね。



14年の刑期を終えて出てきた和田氏がいちばんビックしたのは「スマホ」というのも、なるほど、と思います。スマホというものを聞いて見てイメージはしていたが、自分が使ってみて全然違った、と(笑)。出会い系アプリに夢中、なんてことになってないことを祈ります(笑)。



今週はこんなところで。



いつも長文のメルマガを最後まで読んでいただき、感謝いたします。



ご意見、ご要望は

info@fc-takemura.com

まで、お気軽に。



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【発行責任者】 竹村義宏
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◆発行者:竹村 義宏の簡単なプロフィール

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フランチャイズ・プロデューサー。

1966年茨城県取手市出身。清真学園高校から早稲田大学卒業後、平成元年株式会社ナガセ(東進ハイスクール)入社。東進衛星予備校のFC展開に携わる。
平成9年にFC総合支援企業であるベンチャー・リンクに転職。同社にて「車買取専門店ガリバー」を皮切りに「炭火焼肉酒家牛角」「TULLY'S COFFEE」「ITTO個別指導学院」
他、有名FCの加盟開発を経験。平成19年同社退社後、脱サラ個人起業向けFCのトータルサービス社に入社、パートナーサポート部マネージャーとして全国1000FCのサポート業務を経験。

平成21年フリーランスとして独立。「個別指導学院ヒーローズ」など複数のFC開発のプロジェクトに参画。
現在は業界を革新する可能性のあるビジネスの発掘からFC化を行い、その全国FC展開を支援する、FCプロデュース業を中心に活躍中。『エコランドリー マンマチャオ』では副業型FCとしてコインランドリーブームをつくり、
『日本初!授業をしない塾 武田塾』では営業マンをおかない、営業をしない新方式の加盟開発でFC募集開始から3年半で全国150校舎という成功例をつくりだす。

妻と子ども3人の5人家族+猫1匹で、千葉県新浦安在住。



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