片山恭一
片山恭一

愛についてなお語るべきこと 片山恭一

片山恭一

¥440/月(税込)

創刊日: 2011年9月3日

『愛についてなお語るべきこと』は書き下ろしの小説で、タイに職探しに行ったまま行方のわからなくなった息子を探しにきた父親(小説家)の話です。主にバンコクを舞台にストリーは展開していきます。僕たちが生きている世界を重層的に描けたらと思っています。  もう一つはフォトエッセーで、小平尚典氏の美しい写真を添えて、僕たちが失いつつあるもの(心)について書いていきます。  最後に、僕の日常の風景を切り取った、日記を書いています。                 片山恭一 ------現在休刊中/バックナンバーの販売有り


著者プロフィール

1959年1月5日愛媛県宇和島市に生まれる。1977年九州大学農学部に入学。専攻は農業経済学。1981年同大学卒業、大学院に進む。そのころから小説を書きはじめ、1986年「気配」にて『文学界』新人賞受賞。1995年、『きみの知らないところで世界は動く』を刊行。はじめての単行本にあたる。2001年『世界の中心で、愛をさけぶ』を刊行。その後、ベストセラーとなる。主な作品に、『ジョン・レノンを信じるな』『空のレンズ』『もしも私が、そこにいるならば』『雨の日のイルカたちは』『最後に咲く花』『船泊まりまで』『遠ざかる家』『壊れた光・雲の影』『宇宙を孕む風』などがある。最新作は『静けさを残して鳥たちは』。昨年、はじめての評論として『どこへ向かって死ぬか』が刊行された。福岡市在住。


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