Note From Editor
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BookJam Books ニューヨーク・カフェマガジン

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¥880/月(税込)

創刊日: 2012年12月7日

ニューヨークのグリニッチビレッジに編集部を置く出版社ブックジャム・ブックスがお届けする「BookJam Books ニューヨーク・カフェマガジン」。ビレッジのカフェで友人に話をするように、本や英語、それにニューヨークの話をしていきます。また,テーブルに集まった人々が話題にするようなニュース、それにニューヨークに関わりのある人たちのコラムも掲載。ニューヨークのカフェ文化を伝えるマガジンです。


著者プロフィール

僕は以前「アメリカン・ブックジャム」という英語の洋書とマガジンを読む人のための雑誌をニューヨークから発行していた。創刊したのは1996年。ちょうど電子メールが普及した頃で、ニューヨークに居ながらにして日本の本屋で並ぶ雑誌作りが可能になった。 そして2013年。今度はインターネット上で雑誌の形態をとる「Bookjam Books ニューヨーク・カフェマガジン」を創刊することになった。 雑誌作りはその雑誌特有の「声」を持つことだと思っている。ファッション、政治、暮らしなどいろいろな切り口はあるが、この「ニューヨーク・カフェマガジン」はニーヨークのなかでもビレッジやソーホーなどダウンタウン文化を切り口としている。それを伝えるための「Vehicle(乗り物・伝達手段)」が、この雑誌で紹介する本でありカフェでありニュースであるという捉え方だ。


今月の配信号

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スタッフレビュー

現役編集者が、世界の出版事情と生きた英語を発信
 注目のアメリカ出版界ニュースをまるっと伝えてくださるメルマガ。
 あらためて気づかされるのは、普段自分が触れている情報が実は「日本語に訳されたもの」に限定されてしまっているんだよという、ちょっと怖~くなる事実です。
 グローバル化が進んでいるとはいっても、世界中にあふれる膨大な情報のうち、日本語になるのはほんの1~2%程度らしいんですよね。ですから、秦さんのような海外在住の方が、こうして海外の選りすぐりの最新情報を届けてくださることって、英語が日本にいる私たちにとっては、とてもありがたいことです。
 12月21日発行のvol.003には、ニューヨークタイムズ紙が発表した2012年のベストブック10冊が載っています。これを読むだけで、今年アメリカで人気が出た書籍が、ひととおりわかっちゃいます。ほかにも、アンデルセン新作童話発見の話や、アメリカで女性に「家庭的ですね」と言ったら一体どうなるか!?など、話題満載で「へえ~」の連発。
 極めつけは日本の書店ではまず見つからない!洋書の紹介コーナー。今回は『How It Ended』ジェイ・マキナニー著について。ただの書評ではない、文学研究レベルの分析が圧巻です。