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隔月刊の思想・言論誌『表現者クライテリオン』の執筆陣がお送りするメールマガジンです。時事ニュースをはじめ、政治、経済、社会、文学、技術、サブカルチャーその他あらゆるテーマについて、「危機と対峙する保守思想」の立場から論じます。メルマガでは、雑誌では読めないオリジナルの記事をお届けします。 ──真正保守思想の立場から20年以上にわたり言論を繰り広げてきた『発言者』『表現者』が、2018年2月に『表現者クライテリオン』としてリニューアル創刊。編集長は藤井聡、発行元は啓文社書房。

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メルマガ名
『表現者criterion』メールマガジン
発行周期
ほぼ 平日刊
最終発行日
2019年03月18日
 
発行部数
5,216部
メルマガID
0001682353
形式
PC・携帯向け/テキスト・HTML形式
カテゴリ
ニュース・情報源 > 一般ニュース > 社会

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メールマガジン最新号

みなさんこんにちは。

表現者クライテリオン編集長、
京都大学大学院教授の、藤井聡です。

今、大阪では、市長と知事が同時に辞任して、
党利党略のために入れ替えてダブル選を行う
「投げ出しスワップ」選が決定しました。

その争点は、「維新」が主張する
大阪都構想、と呼ばれるもの。

これは、4年前に一度、
住民投票で否決されたものなのですが、
またぞろ持ち出されている、と言う次第です。

しかし、この「大阪都構想」は、
名前とイメージだけは何と無く良いものなのですが、
その中身は、大阪市民にとってはもうメチャクチャなもの。

例えば4年前、住民投票の三日前に書いた
こちらの記事をご参照ください。

大阪都構想は、マジで洒落にならん話(1)
 ~賛成する学者なんて誰もいない編~
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/43312?page=1

これを見ていただければ
お分かりいただけると思いますが、
学者の世界ではホントに都構想なんて、
誰も相手にしない、トンデモ論なわけです。

賛成する学者も一部いたのですが、
それも単なる「訳アリ」・・・なんですが、
(詳細は上記記事、ご覧ください)
困ったことにそんな「訳アリ」の学者達の方が、
メディアや発言力があったものですから、
市民が混乱してるわけです。

「構造改革」や「消費増税」を巡る
メディア・世論状況と全く同じ状況が、
ここでも繰り広げられている、という次第。

・・・

ところで、そんな「訳アリ」な肯定論の一つに、
こんなものがあるようです。

大阪ダブル選「自公と共産が共闘」に感じる多大なる違和感
これはもう「大阪珍百景」と呼ぶしか…
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63583

この論者は、自民党と共産党の共闘が、
「陳百景だ」と主張しておいでですが、
実は世界的にみれば、これは珍しくとも何ともない、
当たり前の話になりつつあります。

例えば、2018年から始まった
フランスの「黄色いベスト運動」。

これは、マクロン大統領の「緊縮・改革」路線に対する
フランス「国民」の反発ですが、
そこでは、右も左も関係なく、
極右や極左が「共闘」しているのです。

そもそも、「緊縮・改革」路線のマクロンたちは、
「国民」でなく、「大企業や政府組織」の味方。

それに対して、右や左も含めた全ての「国民」が、
反発しているという動きなのです。

2016年のブレグジットも、全く同じ。
右や左とは無関係に、
「左右両翼を跨ぐ欧州懐疑派」
の後押しされた実現したのがブレグジットです。

こう考えると、
2016年の英国のブレグジットや
2018年の仏の黄色いベスト運動の先駆けとして、
2015年に大阪で「都構想否決」運動が巻き起こった、
と言えるわけです。

だから、左右が大阪都構想で共闘するのは、
珍百景でも何でも無く、
今の世界の潮流そのものなわけです。

それを「珍百景」と、揶揄してしまうのは、
そうした「世界の大局」が見えていないからに他ならない、
と言う他ありません。

とはいえ、残念ながら、今の日本では、
そうした「世界の大局」が見えているインテリなんて、
ほとんどいないのが現実。

そもそも大阪の「維新」勢力は、
思想的に言えば、
マクロンやEU推進論者達と全く同じ
「緊縮・改革」論者。

大阪府市を統合する「都構想」は、
大阪における「EU統合」の様なもの。

だからそれは、
イギリスの主権を奪い取ったように、
大阪市民の自治を奪い取るものなのです。

したがって万一都構想が実現しても、
大阪市民は、イギリス国民と同様、
「離脱」=「都構想」破棄を願うことになるのは、
歴史的な必然なのですが・・・・
それを理解する論者は、
情けない事に日本にはほとんどいないのです。

・・・とはいえ、今、大切なのは、
そんな学者やインテリの論争ではありません。

今求められているのは、
大阪の人々の「肌感覚」であり「嗅覚」。

要するに、英国人やフランス人が
EUやマクロンを「なんか、うさん臭いなぁ」と思った様に、
都構想やその推進派を「なんか、うさん臭いなぁ」と思えるかどうかが、
問われているわけです。

2015年は確かに、大阪には、
うさん臭いもの(=都構想)をうさん臭いと思う
「嗅覚」が確かにあったわけですから、
今回もそれができる筈なのです。

大阪の有権者の、まっとうなご判断を、
心から祈念いたします。

追伸:都構想についてご関心の方は、まずはこちらを、少しだけでもご覧ください。結構分かりやすくまとめられています。大阪の方には是非、ご紹介差し上げてください。
http://osakar.jp/?fbclid=IwAR3Gj53jgSt-2osF1bUqKEjU0wMo7EnKs0NYSv7QxQylOJJcj4YH-eA33D4
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