日々是相場－ライト－

日々是相場 －朝刊ライト－ 2020年5月19日 （火） 　　　清水洋介

　おはようございます。

　梅雨入りしたかのような天気が続いているが、このまま本当に梅雨入りとなりそうな感じだ。株式市場は逆に米国株が大きく上昇するなど新型コロナウイルスの終息が期待されて大きく戻す相場となっている。まだまだ波乱もあるのだろうし、期待先行ということで足元の業績の悪さなどを見ると慎重に対処していくということでいいのだろう。

　すでに大きく買われている銘柄も多く、新型コロナウイルスが実際に終息したからといって改めて買い直されるかどうかということになりそうだ。「テレワーク関連銘柄」や「新型コロナウイルス関連銘柄」なども選別色が出てくるのだろうし、織り込み済みとか期待外れというものも多くなりそうだ。新型コロナウイルスの影響で大きく売られすぎた銘柄の戻りに期待する方に分があるのだと思う。

20,000円を割り込むと買われ、上回ると売られるということだったが、ここからさらに上値を試す動きになるかどうかということだ。20,500円水準が一つの節目であり、しっかりと引け値ベースでも抜けてくるかどうかということになりそうだ。20,000円水準が下値目途として確認する場面もまだまだあると思う。

本日の投資戦略

米国株は引き続き値動きが大きく、一斉に大きく上下する相場となっている。それだけ市場参加者が偏っているということかもしれないが、金融緩和が行き過ぎてちょっとした「バブル状態」となっていることは確かだろう。

日本市場でもバブルが起こるかどうかということだが、値動きが大きくなると一方向に動くということには変わりなく、まだまだ波乱はあるものの予想以上の動きになることも多いのだろう。目先の値動きについていくのもいいのだが、大きな流れを見て「次」を探す方向で行ってもいいのだと思う。

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