「薬さえ飲めば誰でも簡単に髪が生える」――。インターネット上には、こうした誤解を助長する広告や情報が氾濫している。しかし実際には、無診察に近い形で薬を処方するクリニックも存在し、副作用リスクを抱えた患者が後を絶たない。
「不確かな医療が広まれば、せっかく確立されてきたAGA治療の未来そのものが失われかねません」
そう強調するのは、銀座総合美容クリニック(銀クリ)の正木健太郎院長だ。銀クリは創業以来、対面診療にて185万人の治療実績を誇るAGA治療専門のクリニックである。
日本におけるAGA治療の歩み
日本でAGA(男性型脱毛症)治療が本格的に始まったのは1999年。高血圧治療薬「ミノキシジル」の育毛効果に注目した医師グループが臨床を開始したのが端緒だ。当初は効果や副作用が未知数で、発毛する例もあれば、髪が抜け落ちるなど逆効果になる例も見られた。
2000年代に入ると症例が増え、治療の指針も徐々に整備された。2005年10月にはMSD製薬の「プロペシア」が国内で承認され、テレビCMによって「AGA」という言葉が一気に浸透。2010年前後から専門クリニックが増加したが、クリニック間の情報共有は乏しく、AGAは患者を呼び込むための美容クリニックにおける「集客の間口」として利用される側面も指摘されてきた。
コロナ禍で広がったオンライン診療の問題点
新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、政府はオンラインでの初診を解禁した。保険外診療であるAGA治療は院内で薬を処方できるため、オンラインとの親和性が高い。だが一方で、診察を省略し薬だけを送る形態が増え、十分な問診や健康状態の確認が行われないケースも散見される。
「通院中の患者様以外の方で、副作用が出たと駆け込んでくる患者さんも少なくありません。AGAの治療は発毛効果はもちろんですが、体調や体質をケアしながらの治療がとても重要です」
と正木院長は語る。
AGA治療に限らず、いま急増中のオンライン診療をおこなう病院のなかには、医師や医師以外のスタッフが数秒ほど問診するだけの診療から、LINEやチャットなどによる無診察診療で薬を処方するものまで、ずさんな診療を繰り返しているクリニックが少なからず存在しているという。こうした診療をおこなうオンラインクリニックが医療業界全体で横行しており、大手マスコミも取り上げるなど一種の社会問題となっている。
こうした状況のなか、銀クリは現在まで一貫して「対面診療」と「院内調剤による各患者の症状に合わせた薬の処方」を重視してきた。
なかでも対面診療で徹底されてきたのが、初診の際の、問診・視診・触診の「3診」だ。これは、オンラインよりも対面診療を重視してきた銀クリだからできることである。
簡単な問診のみで、ただ薬を処方するだけのオンライン診療は「診察」といえるのか? 銀クリは、AGA治療だけではない医療業界全体を揺るがすこうした問題にも真摯に向き合い、患者に寄り添った丁寧な診療を心がけている。
新たな独自技術「スキャビジョン」でAGAの精密検査を実現
では、AGA治療薬を処方するための「検査」はどうなっているのだろうか。正木院長は、AGA治療の「検査」の実情をこう明かす。
「内科や外科などの保険診療では、<検査>というものが普通におこなわれていると思いますが、AGA治療については<検査>の方法自体が無いに等しい状態なんです」
今まで「AGA治療の検査」といえば、治療薬の服用にあたってリスクを確認するための「血液検査」のみで、頭皮頭髪を確認するAGA自体の検査は無いに等しかったのが現状だという。つまり、AGAのための本格的な検査技術というものが確立していなかったのだ。
そのような状況のなか、銀クリが新たに導入し8月から稼働しているのが、独自の特許技術をもとに開発したAGA初の本格的な検査技術 「スキャビジョン」 である。

AGA検査技術「スキャビジョン」撮影風景
この「スキャビジョン」は、紫外線を用いて頭皮と頭髪を一度に600枚の3D画像で撮影。AI解析により毛根単位での状態や毛髪の太さを数値化し、治療前後の経過を精密に把握できるというものだ。この検査によって、患者の薄毛の症状を詳しく把握し、どの治療によって効果を出すことができるのかを判断することが可能になった。
銀クリ独自開発のAGA検査技術「スキャビジョン」で科学的な薄毛診断

頭皮と頭髪を一度に600枚も3D撮影し、データをAI解析する
銀クリは、AGA治療における初の本格的な検査技術である「スキャビジョン」を導入したことで、「診察」「検査」「処方」という、一般の保険診療では当たり前となっている「治療の基本」にようやくたどり着くことができたのである。これは、AGA治療における革新的な出来事といっても過言ではないだろう。
300を超える治療法と確かな治療実績。通いやすさと信頼の診療体制
銀クリでは、ミノキシジルやフィナステリドといった基本薬に加え、濃度を変えた薬剤や補助成分、注入治療・LED治療などを組み合わせ、300種類以上の治療薬と治療術のバリエーションを用意。この「300種類以上」という数は、院内で治療薬を調剤している銀クリだからこそ実現できたことだ。
この「院内調剤」で各患者の症状に合わせた薬の処方をおこなうことによって、患者の体質や進行度に応じ、きめ細やかなパーソナライズ治療を提供することが可能となっているのである。

撮影した画像をもとに診断
その成果は数字にも表れている。治療開始から1年後の治療改善度は99%、発毛実感率は98%。国内でも群を抜く治療実績を誇り、年間1万回以上の対面診療を行う医師陣の経験とともに信頼を支えている。
検査は初診時に1,000円(税込)でカウンセリング、スキャビジョン検査、治療薬の処方を含むプラン として提供。再検査は無料とし、患者の経過を継続的に追える体制を敷いている。
そして銀クリは東京・銀座と大阪の2拠点体制。いずれも最寄駅から徒歩1分という好立地で、仕事帰りや休日にも通いやすくなっている。
300を超える、処方薬と治療法のバリエーション!
医療としてのAGA治療を守るために
「私たちは“患者満足度を少しでも高く”という理念のもと、企業的な考え方を持たず医療に正面から取り組んできました。科学的根拠に基づく診療を積み重ねることこそが、AGA治療の未来を守る道だと考えています」
と正木院長は語る。
誤情報や手抜き医療が横行する中で、銀クリが示す姿勢は一貫している。データと写真の記録を重ねることで、業界全体の治療水準向上にも寄与してきた。こうした正確な検査と誠実な診療を重ね、AGA治療を「医療」として確立し続ける――。その姿勢が、多くの患者からの信頼を支えているのである。
発毛専門の病院「銀クリ」で髪を生やそう!
銀座総合美容クリニック
公式サイト:https://www.gincli.jp/
(東京院)東京都港区新橋1-9-5 KDX新橋駅前ビル 4~5階
(大阪院)大阪市北区曽根崎新地1-4-20 桜橋IMビル15階
診療時間(完全予約制):
月・火・木・金・土 11:00~20:00
日・祝 11:00~19:00
休診日:水曜日
料金:初月1000円、2カ月目以降は、AGA治療内服薬2000円~1万9250円(※保険外の自由診療)
相談・予約は東京・大阪共通のフリーダイヤル(0120・972・335)か、公式サイトから

PR: 銀座総合美容クリニック
image by: 銀座総合美容クリニック









