英検 『準1級』 合格おまかせ!マガジン

  • ¥0

    無料

合格への心構え、学習法、こつを、合格体験者のおやじが説く。読者157人(2級と合わせ)が合格。2級以下の受験者にも大いに役立つ。合格読者の喜びの声をHPで紹介。

著者サイト
 

メールマガジンを登録(無料)

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。
※ 各サービスで登録しているメールアドレス宛に届きます。

メールマガジンを解除

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
 
メルマガ名
英検 『準1級』 合格おまかせ!マガジン
発行周期
週刊
最終発行日
2017年09月17日
 
発行部数
468部
メルマガID
0000025735
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
語学・資格 > 英語 > その他の英語系の資格

まぐまぐ!メールマガジンの用語集です。
下記の用語以外の不明な点はこちらをご覧ください。

 
発行周期
週1回、月1回などの発行頻度です。
部数
メルマガの配信数を記しています。
カテゴリ
まぐまぐ!に登録されているカテゴリです。
形式
メルマガには以下の配信形式があります。下部「メルマガ形式」をご参照下さい。
 
最終発行日
最後にメルマガが配信された日付です。
メルマガID
メルマガを特定するIDです。
RSSフィード
RSSを登録すると、更新情報を受け取ることができます。

― メルマガ形式 ―

  • PC向け
    パソコンでの閲覧に最適化したメルマガ
  • 携帯向け
    スマートフォンやフィーチャーフォンでの
  • PC・携帯向け
    PC・携帯どちらでも快適にご購読いただけます。
  • テキスト形式
    文書だけで構成された、一般的なメールです。
  • HTML形式
    ホームページのように文字や画像が装飾されたメールです。
  • テキスト・HTML形式
    号によって形式が変更する場合があります。

閉じる

メールマガジン最新号

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
▲第37学期・13便(週刊)-平成29年9月17日   ▲
▲                           ▲
▲     ☆☆☆ 創刊17周年 ☆☆☆        ▲
▲                           ▲
▲ 英検「準1級」合格おまかせ!マガジン        ▲
▲ 1次試験・直前特別便(1)             ▲
▲  リーディング問題は、自分の「基準回答時間」を守れ ▲
▲                           ▲
▲             bluewoody    ▲
▲                           ▲
▲   ◇平成29年10月8日=1次試験        ▲
▲  ◇平成29年11月5日=2次試験(A日程)   ▲
▲                           ▲
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲


■目次
 ■英語は旅路の彩り=旧「激励のメッセージ」 
 ■本文
 ■このマガジンの心と形

■英語は旅路の彩り=旧「激励のメッセージ」

・訂正とおわび。

 先週お送りした便の表題に

「第37学期・11便(週刊)-平成29年9月10日」
とあるのは間違いです。

正しくは
「第37学期・12便(週刊)-平成29年9月10日」
でした。

 訂正しておわびいたします。

=============================

1次試験まであと3週間。

 試験の直前は、不安になりがちである。
この不安な気分は、「まだ準備が十分ではない」という意識の中から浮
かんでくるのではないだろうか。

 では「準備を充分にした」という心境になれる受験者は何人いること
だろう。

出題されるだろう試験問題と解答を前もってつかんででもいない限り、
「準備を充分にした」などという心境になれる人は極めて少ないのでは
ないか。

 つまり、「準備を充分にした」という心境で受験に臨むのは、「ないも
のねだり」に等しい-と私、bluewoodyは申し上げたいのである。こ
んな「ないものねだり」をやめた時、あなたは要らぬ不安から解放され
ることだろう。

 「ないものねだり」をやめた時、あなたの意識はさらに「これまでに
積み上げてきた準備をもって、必勝を期そう」との方向へ向いていくの
である。

 これは「前向きの意識」である。前向きの意識は、達成への大きな力
である。この前向きの意識を助長するためには、「大きな気持ち」、「気楽
な気持ち」で進んでいけばよい。

 具体的には以下のように、自分自身に言い聞かせてもらいたい。

 「自分は大丈夫だ。これまで、可能な限り合格への準備をしてきた。
この努力の積み重ねこそが、試験現場での成功を請け合ってくれるのだ。
自分は大丈夫だ。自分は合格できる。いや、既に合格している」

=====

 さらに、安定した心境で受験に臨めるように、自分に対して以下のよ
うに言い聞かせよう。

1 今の自分に不安はないのだ。
2 自分は必ず合格する。
3 試験場での自分の心身はベストな状態にある。
4 「受験する楽しさ」を、自分は満喫できている。
5 英文が自分のアタマにしみこんでくる。
6 文章を読解する力が急速に増してきた。
7 試験中は最後の1秒まで絶対にあきらめない、やけにならない粘り
  強い自分が確認できた。

 上記の「自分への言い聞かせ」をプリントして、「隙間時間」(ちょっ
とした時間)を見出したら、何回も黙読していただきたい。

 この提案を「アホらし」と、あなたは思うだろうか。

 すでにお察しのように、この方法の根拠は、これまでさまざまなとこ
ろで説かれてきた「言葉の力は、実際の行動、活動に大きな影響を与え
る」という考え方である。

 前向きな想念(言葉)を常に心にチャージしていれば、その人間の行
動、活動も自然に前向きになり、結果もそうなる。まあ、大まかにい
えばこういうことだ。

 強烈な信仰者でもない私は、このような考えが100%、だれにも
いつでも、どんな場合にも当てはまる-とは、さすがに言えない。

 だが、言葉によって心を明るく保って前向きに進めば、よい結果が
出てくる-というのは、程度の差こそあれ、案外多くの人が「体験済み
の事実」なのではないか。私にも、もちろん身におぼえがある。

いわゆる「科学」なるものを前提に教育されてきた私たちにとって、
「言葉の力」を信じる、このような方法論を受け入れるのは少々辛い
というより「やりにくい」ことかもしれない。

 しかし、結果がよくなるなら(少なくとも、よくなる可能性があるの
なら)この方法を試してみる価値はあるのではないか。

もともと、この方法には一銭もかからない。時間を大して食うわけで
もない。

 ならば「だめでもともと」なのだ。

 「じゃあ、だめでもともとだから、ちょっと試してみるか」と軽いフッ
トワークで試してみるか、あるいはやめておくか。

決めるのはあなた自身だ。


■本文
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
超要約
リーディング問題は、自分の「基準回答時間」を守れ。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

◎過去問題に挑戦せよ。
 本番の前に、過去問題に挑戦していただきたい。
 
 過去問題に取り組むポイントは、

▼本番と同じ時間割で行う。
▼合計2回は挑戦してみる。
▼それぞれについて、正答と自分の回答を比べながら、間違った個所を
検証する。なぜまちがったのかを認識する。

 過去問題に取り組む理由は

▼本番のハードさを、アタマと体に覚えこませる。
▼長時間、集中的な頭脳作業を続行する気力、体力を養う。
▼問題の全体像に親しむことにより、本番で戸惑わないようにする。


==========================
 過去問題への挑戦は、なにがなんでも実行あるのみ。
==========================


過去問題を眺めて済ますのと、時間割どおりに解いてみるのとでは、
雲泥の差がある。敵の姿をきっちりと捕まえ、なおかつ“模擬戦
闘”を体験していなければ、実戦は有利に進められない。



◆リーディング問題は、自分なりの「基準回答時間」を守れ。
 

1 各問題ごとに、あなたの「基準回答時間」を、問題用紙の適当な
場所に、前もって鉛筆で薄く書き込んでおく。

これを横目でちらちら見ながら、腕時計の針もながめながら、回答
していく。全問題にバランスよく回答するためである。

「基準回答時間」は、過去問題で模試を実行してみて割り出す。
各問題に回答するのに何分かかるか-ということである。これを模試
を通じて前もってつかんでおくことは、強力な武器になる。


2 回答は「問題1」から取り掛かれ。

その理由は、短時間で回答ができる問題をまずはこなして、「これ
だけ片付けたわい」という「達成感」「安心感」を得るため。

「問題1」は、最も手っ取り早く回答できる。以降も余計な心配は
せずに。問題用紙の順番に解いていこう。

3 回答欄には、必ず記入せよ。正答の自信がなくてもどれかを選んで
記入しておく。時間切れ寸前の場合でも、とにかく書き込んでおく。

その理由は、いわずもがなだろう。「回答なくして、得点なし」
(「bluewoodyの金言集」より)。


◆「問題1-語彙、句動詞」は「見切り」を重視せよ。

問題を読み、回答する際、「スピード、リズム、見切り」-をつね
に意識せよ。

「見切り」とは、考えても分からない問題を見切って、とにかく回
答しておく。さっさと次の問題へ移ることである。

「考えても分からない問題」にいつまでも執着してはいけない。次の
問題に移るタイミングを逸してはならない。

◆「問題2-長文の空所補充」は、「関係性」を重視せよ。

1タイトルを見て、まず全体のテーマ、内容を「推察」せよ。

2段落ごとに攻める。

まず、その段落にある( )の選択肢を先に読んでおく。これは、
特に重要だ。あらかじめ、( )に入るべき選択肢の候補を知ってお
けば、読解と回答が速まるからだ。


本文を読み進めて( )が出てきたら、先に読んでおいた選択肢を
再び、さっと見る。そこで、「これは正答だ」との確信が閃(ひらめ)
いたら、即刻、記入する。直感を信じろ。あやふやなら、見当だけつ
けておいて、記入せずに次の( )へ進め。

3「接続詞」(because,but,therefore など)が、( )を含む文
 中にあったら、即注目。なぜなら、接続詞とは、その前後の部分
 の「関係」を規定するので、すごく重要な手がかりになるから。

4未回答の部分を、文章全体の内容の流れに照らしながら、さっさと
回答していく。どうしても分からなかったら、あてずっぽうでいいか
ら、とにかく記入せよ。
 
次の段落に移る。

5最後まで粘り強く回答していく。


◆「問題3-長文の内容合致」も設問、選択肢を先に読め。

1本文のタイトルから、内容をさっと「推察」、「想像」せよ。

2問題文(本文)を読む前に「設問」と「選択肢」のすべてに、さっ
と目を通せ。これは、どんな問いに応えたらよいのか、その問いに対
していかなる選択肢が用意されているのか。あらかじめアタマに入れ
ておいてから本文を読んだ方が、回答の効率がよくなるからだ。

さらに大事なことは、設問と選択肢を読むことで、問題文の中身を推
察できることだ。これは重要な事実だ。

 ===========================
 「まず本文を読み終わってから」との攻め方は、やめよう。
 ===========================

3段落ごとに回答してゆく。

  本文の第1段落が、文章全体の「趣旨」や「テーマ」を表している
 ことが多い。だから、第1段落の理解に、まず精力を注げ。

 第2段落以後は、テーマの ▽説明▽展開▽反論▽例示▽補足▽再強
 調▽結論-である。

4選択肢から正答を選ぶ際は、テーマ(全体として文章の筆者はなに
 をいいたいのか)という大枠に照らしながら、

  ▽論理に整合性があるか
  ▽「事実関係」や因果関係に矛盾がないか
  ▽時間の経過に矛盾はないか
  ▽文中の登場人物(筆者自身の場合もある)の主張や言動の正当
   性はどうか
-といった点を、検証していけ。

5文章の中に未知の語彙が出てきたら、前後関係などから推理せよ。
 過去問題を解いてみたあなたは、未知の語彙があっても正答をつかみ
 出せることを、体験的に知っているはずだ。

◆「問題4-英作文」

 エッセイ形式
 120~150語程度
 観点別評価(採点)の採用
   内容 :課題で求められている内容が含まれているか。
   構成 :英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか。
   語彙 :課題に相応しい語彙を正しく使えているか
   文法 :文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか。

 2016年度第1回の問題をテキストにして、解法を解説しよう。

 その前に、この場合のエッセイ形式について認識しておいていただき
たい。
「エッセイ形式」とは「小論文」のことである。
「筆者の見聞、体験、経験などを筆に任せて自由な形式で書いたもの」
ではない。
 筋道を立てて述べた文である。
ゆえに、論理が明快で、結論がはっきりと読み手に伝わるものでなけ
ればならない。

問題
============================

指示文
●所定のトピックについてエッセイを書け。
●回答文を支えるため、下記のポインツのうち2つを使え。
●構成:序論、本論、結論、
●推奨される語数  120~150語
●エッセイは、解答用紙のBサイドに書け。
 欄外にに記入した解答は採点されない。


トピック
賛成か反対か
●学校を卒業後に親と同居する若者の数は、将来増加するだろう。

ポインツ
●便利(好都合)
●生活費
●個人的自由
●安全


▼論理的に構成する。

「解答例」から逆算して、解答の作り方を考える。

・カッコ内はbluewoodyによる分類、分析。
・説明のため、1文ごとにナンバーを付け、改行した。


解答例
=========================
(序論)
1学業を終えてから親と同居する人の数は増えている。
2現代社会では利便性と安全性がより重要視されるようになってきた
ため、このトレンド(傾向)は将来も続くだろう。

(本論1)
3第1に、親と同居するのは便利だ、なぜなら皆が家事を分担できるからだ。

(本論1の具体的な中身)
4料理と掃除には多くの労力が要る、そしてこうした義務を分かち合う
ことは、趣味のような楽しいことのためのより多くの時間を人に与え
る。

(本論2)
5第2に、多くの若者は安全性について不安に思っている。

(本論2の具体的な中身)
6今日の高い犯罪率と、窃盗やその他の犯罪のマスコミによる報告によ
り、若者は1人で暮らすのは危険と考えている。

7このため、若者は家族と同居する安全性をいっそう選びがちである。

(結論)
8若者が親と同居する時には自由がより少なくなるにもかかわらず、
利便性と安全性は今日の社会では、髙く評価されている。
9この理由で、家族と同居する人の数は増え続けるだろう。


※解答例は、ポインツのうち「利便性」と「安全性」を用いているのに
お気づきだろう。

================================

▼序論=結論

「序論introduction」とは書いてあるが、事実上は「結論+簡単な理由
づけ」のことである。

つまりこの種の論文では、真っ先に筆者の主張(結論)を持って くる
のだ。

 だから、指示文が「序論(introduction)」としているからといって、
「私はこれから、若者と家族の同居についての考えを書きます」などと
悠長に構えてはならない。

 TOPICが問うところの質問に明確に答えて自分の意見を簡潔に
言い、その意見に至った理由をかいつまんで書く-これが「序論=結論」
である。

▼「本論」

 「本論」とは、「若者が親と同居するトレンドは続くだろう」という
結論を導くための理由である。

 解答例では、2つの理由を挙げ、それぞれに「具体的な中身」も挙げ
ている。論理的で分かりやすく、説得力がある。

▼「結論」

 結局、「結論」は「序論=結論」で述べたのと同じことを書く。
 ただし、「序論=結論」とは言い方を変えているのがミソだ。


 例えば、「序論=結論」では
「(利便性と安全性が)より重要視されるように……」
growing emphasis on (convenience and safety)
と書いてある。

 だが「結論」では
「(利便性と安全性は)高く評価されて……」
(safty and conceniece ) are highly valued
と表現している。

 ほかにも、言い換えている個所がある。探してみてください。

 さらに、
「若者が親と同居する時は自由がより少なくなるにもかかわらず」
という、視点も加えている。
ここまでできれば大したものだと思う。

==============

▼日本語で論理を鍛える

 解答例のような「合格できる解答」を書くためには、
英作文をする以前に、日本語で論理を組み立ててみる必要があるだろう。

 このような解答をいきなり英語で作成してみろ-といわれても、なか
なかできないのではないか。

だからこそ、「日本語で論理を組み立てる」のである。

 最重要な点は、
 結論に導くための「本論」をいかに考えつくか-
==========================
これである。

▼思考訓練の順序

 「本論」は、結論を支える具体的な理由である。
 まず結論を「賛成」と決めたら、次にその賛成の理由を2つ考え出す。
 さらに賛成の理由のそれぞれについて、具体的な中身も考え出す。

 このような訓練、稽古をどうしたらいいのか。

過去問題のトピックを活用しよう。

2017年度・第1回
●賛成か反対か。
日本は完全にキャッシュレスの社会になるべきだ。

2016年度・第3回
●政府は失業者のためにより多くの支援をすべきだと思うか。

2016年度・第2回
●日本の企業は女性労働者の待遇を改善する必要があると思うか。

 いずれも、新聞記事のテーマになりそうな問題である。
 
 トピックスについて、結論を「賛成」か「反対」と決めたら、次
にその賛成の理由を2つ考え出す(見つける)。

 さらに賛成の理由のそれぞれについて、具体的な中身も考え出す。
この思考訓練を続けていただきたい。

 思考といっても、種(知識)が無ければできない。その種は普段、自
分のアタマに蓄積していくしかない。

 どのトピックも、新聞などマスコミが取り上げそうな話題である。
ゆえにマスコミが伝えることにふだんから目を向けていることが必要だ。

 マスコミの中でも、新聞を批判的に読んでおくのが最も一般的だと思
う。迂遠なようだが、やるしかないだろう。
 
 ただし、すでにお伝えした通り、新聞もテレビニュースも、批判的に
読んでいく必要があるだろう。そこで、どんな構えでマスコミに触れた
だいいのかを、「戦略編3-2」を再掲することによって示す。

 新聞を批判的に読んで、作文問題に対処できる力を養っていただき
たい。


(再掲はじめ)
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
戦略編3-2
幅広い知識は英文の速解の味方である。新聞を読もう。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

 言葉には、その言葉を使ってきた人たちの歴史、地理、思想、時には
偏見までもが埋め込まれている。
 この大きな認識を腹に入れてから、英語に対していきたい。英検の問
題を解くにも、このような大枠の認識が大いに役立つことを知るだろう。

▼英語の背景知識、情報を豊かにしよう
====================

「英語の文や文章を、速く理解できようになる」には、どうしたらい
いのか。英語の語彙をなるべく豊富に持っていることが、まず必要であ
る。当然のことである。

 次に、英語の背景となる知識、情報も多く抱えているほど役立つ。こ
れも納得できるだろう。

 言語とは、「音声、文字を通じて、人の思想、感情、意思を表現、伝達
し、またそれを理解する行為、またその記号体系」-。これは辞書的な
表現だ。

 私なりの言い方をすれば、言語は、それを使ってきた人たちの歴史、
文化、地理、考え方、思い込み、偏見、善意、悪意…と、「人にまつ
わるほとんどすべてのこと」を背負い込んでいる。こうしたすべての事
物を含んだうえで、「他者」と交流するための手段、それが言語だ。

 だとすれば、歴史、地理から一般常識的な事柄まで、知識と情報の幅
が広いほど、英文を速解するうえで有利ということになろう。
 文章を読解する際、「予備知識」「背景知識」は、強力な味方になる。


▼予測はできない
===========

 あなたはここまで読んで、反論するかもしれない。「歴史、地理から一
般常識的な事柄までの知識が大切なことは分かった。でも、英検にどん
な問題が出るかは予測できないではないか。だからといって、この世の
あらゆる知識を身につけるなど不可能なことだ」と。

 確かにそうだ。
 しかしながら、「歴史、地理から一般常識的な事柄まで」の情報を広く
浅くでいいから、身につける努力をしておけば有利だと、なお私は言い
たい。一般知識は、幅広く持つほど、読解には有利だ。

 英語、英文にアタックするだけでなく、日本語の新聞なり読書なりで
知識を増やしておけばおくほど、試験現場で有利になる-というわけだ。
 この心得は、実践して損はないと、私は断言できる。

私の持論。「“英語以前”に、合格への準備は始まっている」


▼新聞が一番

では、教養というか、英語の背景となる知識、情報を自分のアタ
マに、できるだけ豊富に蓄積するためには、どうしたらいいか。

 情報収集の対象として、まず挙げたいのは「新聞」だ。世間一般に通
用する幅広い知識を得るには、これが一番である。毎日、新聞を読んで
チェックしておく。 

その方法を提案する。

1 まず、全紙面にさっと目を通し、大見出しだけでも眺める。
2 興味を引かれた記事があったら前文(リード)だけでも読んでみる。
  無論、その記事の全文を読んでもいい。

 たったこれだけで、半年もすれば、世間に対するあなたの興味、関心
は増大しているはずだ。ひょっとしたら、「興味のある分野の記事だけで
もスクラップしてみよう」という気持ちが芽生えてくるかもしれない。
浮き世離れした暮らしをするならいざしらず、この日本で社会人とし
て生きていく以上、「一般的知識や情報」は、必要である。


▼批判的に読め
=========

 最後に付け加える。新聞、雑誌、もちろん書籍も、「自分なりの批判の
目」を通して読むことがベター-と私は考える。

 なぜなら、「文章とは、抽象化された思考」であり、抽象化という作業
に「事実の完璧な反映」は、期待できないからだ。つまり、文章には、
必ず筆者や編集者、あるいは発行者の意図が、意識的にあるいは無意識
的に、塗り込められている。

 「事実」を書いたつもりの文章に、実は「ある立場から見えた事実」
しか書かれていない。しかも、その事実に対する評価は、筆者によって
千差万別である。
写真ですら、撮影者や編集者の「位置」、「立場」が、写し込まれて
いる。
もっと突っ込んでいえば、あるニュースを紙面で取り上げる基準
自体にバイアス(偏向)があるかもしれない。
偏向といって語弊があるなら、「姿勢や考え方の違い」といってもよい。

 つまり、ある新聞社の「姿勢」や「考え方」が、ニュースを取り上げ
る際や、社説、評論の書き方に明らかな違いを生じさせるのだ。産経新
聞と朝日新聞を比べてみれば、このことは明らかである。

 だから情報を鵜呑みにしてはいけない。「これは本当かな」、「一見
もっともらしいけれど、この見方は偏っていないか」。こんな気持ちを持
ちつつ、新聞、雑誌を読んでいく。そのうえで、自分自身の考え方を固
めていけばいい。

 こんな風に考えていくと、「たかが英検」ではあるが、その試験勉強の
道程は、広い意味で自分の知性を磨く砥石の役割を担ってくれるのだ。
素晴らしい。
こうしてあなたは、単に「英検の受験者」でなく、判断を他人任せ
にしない、「いっぱしの大人」に育っていく。
(再掲おわり)



■英検「準1級」合格おまかせ!マガジン 心と形

@歓迎の言葉
 ようこそ、英検「準1級」合格おまかせ!マガジンへ。
このメルマガは、筆者の長い受験体験と総括から導き出した、
英検合格への水先案内人。航海士は、あなた自身である。

@発行目的
 ▼英検「準1級」、英検「2級」合格を目指す人を、強力に支援する。
合格への「心構え」と「こつ」を、分かりやすく解説する。

@構成
 ▼総合戦略編
 ▼1次試験・各問撃破編
▼2次試験・突破編
▼1、2次試験・直前特別便

@読者
▼次のような人の役に立つ。
・「準1級」、「2級」に挑戦する人。
・なにがなんでも合格したい人。
▼伝授すること。
・英検合格に向け「得点を増やす具体策」
・英語の地力の養い方
・英語の効果的な学習法
・英検の各問題を効率的に解く方法
▼際立った特長。
  ・英検試験の本番前に、「直前対策特別便」で、得点を増やす
「構えと技」を、具体的に伝授する。

@HP(新着情報、筆者紹介、登録、解除)
英検「準1級」合格おまかせ!マガジン
 http://eiken.essay.jp/index.html
http://www.geocities.jp/bluewoody/

@発行者bluewoodyのアドレス。
 bluewood@crocus.ocn.ne.jp
(了)++++
メルマガ全文を読む
 

▲ページトップへ

▲ページトップへ