カソリング

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メルマガ名
カソリング
発行周期
月刊
最終発行日
2017年07月01日
 
発行部数
847部
メルマガID
0000037317
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
クルマ・バイク > ドライブ・ツーリング > 旅行記

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ー 目次 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■連載/賀曽利隆の六大陸周遊記 50ccバイク世界一周(47)
■カソリの近況/イサベラ・バードの足跡を追う
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賀│曽│利│隆│の│六│大│陸│周│遊│記│ 第│158│回│
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50ccバイク世界一周(47) トラックを破壊する超悪路を行く

[前号までのあらすじ]
1990年7月14日に日本を出発し空路アメリカへ。北米大陸を横断。再び空路
ロンドンへ移動、ドーバー海峡を渡りベルギーからドイツ、そしてライン川
沿いに南下した。東欧諸国も巡り、ヨーロッパを縦断し、ギリシャからトル
コへ。東西を分けるトルコのイスタンブールからがアジア横断。イランを抜
け、世界の大河インダス川を越え、世界最悪の道を走りパキスタンを縦断。
インドでは、通り過ぎる街々ですさまじい雑踏にもみくちゃにされ、クラク
ションの嵐の中を走る。首都ニューデリーからさらにカルカッタ(コルカタ)
に向かい南下する。

50ccバイク世界一周マップ
https://www.google.com/maps/d/embed?mid=zXo9qKKrxV5w.kjlTxvuh2d78
ーーーーーーーーーーーーーーー

超悪路のNH2(国道2号)

 ヒンズー教の聖地バラナシ(ベナレス)を出発。カルカッタを目指して
NH2(国道2号)を走り、ウタールプラデッシュ州からビハール州に入る。
州境には別に標識はなかったが、州が変わったことはすぐにわかった。ニュー
デリーを出発して以来、ハリアナ州、ウタールプラデッシュ州内では涙ぐま
しいほどの努力を重ねてNH2の補修工事をしていたが、ビハール州内では
補修工事はまったく見られず、道路は荒れ放題に荒れている。悪路の連続だ。
 まさにトラッカー泣かせのNH2で、大きな穴ボコがあちこちにあいてい
る。穴ボコに落ちて車輪を折ったトラックを何台も見る。トラックはすこし
でも楽なところを走ろうと、右へ、左へ、交通ルールなどまったく無視して
走る。このような超悪路の舗装路では、相棒のスズキ・ハスラーTS50は
抜群の強さを発揮し、土煙を巻き上げてノロノロ走るトラック軍団をかたっ
ぱしから追い抜いていく。

ブッダガヤの食堂で

 バラナシから220キロ走ったところで、ガヤへの道との分岐点に出る。
ここで仏教の聖地ブッダガヤに寄り道する。ガヤに通じる道を20キロほど
北に行き、右折すると、前方には紀元前3世紀にアショカ王が建てたという
大塔が見えてくる。そこが釈迦が菩提樹の木の下で悟りを開いたというブッ
ダガヤで、日本寺やタイ寺、ブータン寺などがある。そのうちブータン寺に
泊まった。寺には宿泊施設があって、1泊70ルピー(約560円)で泊ま
れるのだ。部屋に荷物を置くと、さっそくブッダガヤを歩いてまわり、各寺
院を参拝した。
 日が暮れたところで、道端で小屋掛けをした食堂に入り、夕食にする。食
堂の主人は「あと1時間ぐらいはかかるけど、いいかね?」と聞く。これか
ら夕食の用意を始めるという。ちょうどいい機会なので、どのようにして料
理をするのか見てやろうと、ぼくは「いいですよ」といった。
 食堂は主人と奥さんの2人でやっている。石油ランプのもとでの夕食づく
りが始まった。まずは鍋で米を洗う。米を研ぐというよりも、洗うといった
方がぴったりする。別の鍋で湯をわかす。湯が沸騰してきたところで、ザーッ
と米をその中に入れる。それを炊くのだ。水加減などはしない。ふきこぼれ
てくると、上澄みのドロッとした湯を捨て、火を弱火にして炊き上げる。こ
れは「湯取り法」と呼ばれる米の炊き方で、西アジアからインドまで、広い
地域での共通した米の炊き方になっている。
 米を炊く一方で、粉を練ってチャパティを焼く。石臼で何種類もの香辛料
を混ぜて摺る。この石臼というのは洗濯板のような筋目の入った石板と、棒
状の石のセット。石板の上に香辛料をのせ、棒状の石でゴリゴリ摺るのだ。
さらに別の鍋ではジャガイモとカリフラワーの入ったカレーをつくり、石臼
で摺った香辛料を混ぜ合わせる。ご飯が炊けたところで金属器の皿に盛る。
ご飯とチャパティ、カレー、それとチャイで10ルピー(約80円)。料理
の一部始終を見せてもらったので、何とも味わい深い夕食になった。

トラック・ドライバーの嘆き

 翌日はブッダガヤを出発すると、15キロほど先のガヤまで行き、ハスラー
を走らせてグルリと町をひとまわりした。ふたたびNH2に戻ってカルカッ
タを目指したが、あいかわらずの超悪路がつづく。街道沿いの食堂で昼食に
したが、一緒になったトラックのドライバーは道の悪さを嘆いた。彼はパキ
スタン国境に近いラジャスタン州のジャイプールからカルカッタに向かって
いたが、1700キロの距離に1週間はかかるという。カルカッタに着く頃
にはトラックはもうガタガタで、修理をしてから積荷を積んでまた1週間を
かけてジャイプールに戻るという。ビハール州からウエストベンガル州に入
り、ひと晩、アサンソールで泊まった。ゴールのカルカッタまではあともう
ひと息だ。

=続く=


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● カソリの近況 ● イサベラ・バードの足跡を追う 

『ツーリングマップル東北2018年版』の実走取材を開始した。その第1
弾目で、『日本奥地紀行』を書き残したイギリス人の女性旅行家イサベラ・
バードの足跡を追った。イサベラ・バードは1831年、イギリス、ヨーク
シャーのパラブリッジで、裕福な家庭の長女として生まれた。23歳のとき
にアメリカとカナダを旅したが、これがイサベラ・バードにとっての初めて
の海外旅行。その後、世界各国を旅するようになるのだが、明治41年(1
878年)には日本にやってきた。4月にイギリスを発ったイサベラ・バー
ドはニューヨーク、サンフランシスコ、上海経由で5月に横浜に上陸する。
日本では東京から北へ。青森からさらに津軽海峡を越えて北海道まで行って
いる。その間の旅の詳細な様子を本国の妹に手紙で書き送ったが、それをま
とめたのが『日本奥地紀行』で、当時の日本を知る貴重な資料になっている。

 イサベラ・バードの東北の旅は栃木・福島県境の山王峠から始まった。田
島、下郷を通り、会津西街道の大内宿から会津盆地へ。会津高田から会津坂
下に行き、そこから越後街道で新潟に向かっている。新潟から北上し、荒川
沿いに山形県に入り、小国を通り、宇津峠を越えて米沢盆地へ。羽前小松か
ら上山を通って山形へ。山形から青森までは羽州街道を北上した。そのよう
な山王峠から青森港までのイサベラ・バードの足跡をスズキのSV650を
走らせて追ったのだ。これがおもしろかったし、いろいろと教えられること
も多かった。

 山王峠下の糸沢(南会津町)の「奥会津博物館」には「山王茶屋」がある
が、それは山王峠にあった茶屋を移築したものだという。イサベラ・バード
も休憩したであろう峠の茶屋で、奥会津名物の十割そばを食べた。今ではす
ごい人気の大内宿だが、イサベラ・バードはここでは「美濃屋」に泊まって
いる。今は土産物店になっている「美濃屋」を見ることができた。イサベラ・
バードが鷹ノ巣温泉(関川村)から米沢盆地の羽前小松まで間で十三峠を越
えたのは知っていたが、その十三峠はひとつの峠ではなく、鷹ノ巣峠を皮切
りにして諏訪峠までの連続する13の峠であることを知った。羽州街道の山
形宿や天童宿、新庄宿、金山宿…などではイサベラ・バードのおかげで、「
街道のカソリ」がいままで見ていなかった宿場の一面を見ることもできた。
ということで、『ツーリングマップル東北2018年版」にはイサベラ・バー
ド関連のコメントが数多くのりますでぜひともご期待ください。


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●編集部からのお知らせ

カソリングホームページでは、10年前に行った「温泉めぐり日本一周」の連
載をスタートしました。この旅では、300日で3063湯の温泉に入り、ギネス記
録にも認定されました。10年ひと昔、温泉施設も様変わりしたところがある
ようですが、あなたの近くのあの温泉にもきっとカソリが行っていると思い
ます。ご一読ください。
  http://kasoring.com/

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●賀曽利隆の連載が読める雑誌、WEB&メルマガ

アンダー400(クレタパブリッシング)
風まかせ   (クレタパブリッシング)
  http://www.crete.co.jp/magazine/

Webikeニュース(リバークレイン)
賀曽利隆コラム
  https://news.webike.net/author/kasori_takashi/

ツーリングマップル(メルマガ)
  http://c.bme.jp/35/3/18785/519624

カソリングHP
  http://kasoring.com/

次回「カソリング」は2017年8月1日発行の予定です。

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 ● MAIL MAGAZINE『カソリング』203号  2017年7月1日発行
   編集・発行 カソリング編集委員会
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      │\/│<kasoring@kasoring.com>
      └──┘
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●『カソリング』バックナンバーを読むには:
<http://archive.mag2.com/0000037317/index.html>
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