カソリング

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メルマガ名
カソリング
発行周期
月刊
最終発行日
2018年04月01日
 
発行部数
831部
メルマガID
0000037317
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
クルマ・バイク > ドライブ・ツーリング > 旅行記

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ー 目次 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■連載/賀曽利隆の六大陸周遊記
    インドシナ一周(7) アジア最奥の地を走る
■カソリの近況/70代編日本一周 テーマ編(3)
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賀│曽│利│隆│の│六│大│陸│周│遊│記│ 第│167│回│
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インドシナ一周(7) アジア最奥の地を走る

[前号までのあらすじ]
1992年12月15日、RMX250Sをやっと引き取ることができ、バ
イク編インドシナ一周がようやくスタートした。まずは、タイの古都アユタ
ヤや映画『戦場にかける橋』で有名になったカンチャナブリのクワイ川の鉄
橋を渡ったりと、タイ国内を巡り足馴らしをした。そして、ラオスへ入国し
た。

インドシナ一周マップ
https://drive.google.com/open?id=17D2PSVgwwP9TW37B7nfMxRr1UDE&usp=sharing
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RMXが川に落ちた…

 メコン川とその支流カーン川との合流点に位置するルアンプラバンは、ラ
オスの古都。山あいのこじんまりとした町だ。
 その昔はムアンサワー、後にシェントーンと呼ばれたこの地に、ランサー
ン王国が建てられたのが14世紀。それがルアンプラバンの王都としての歴
史のはじまりだ。
 聖なるプシー丘に登って町を見下ろし、旧王宮の国立博物館を見学し、隣
り合ったワットマイ(マイ寺院)に参拝する。ワットマイ本堂正面の、黄金
のレリーフは見事なもので、釈迦の生涯が描かれている。手の込んだ細工だ。
 スズキのRMX250Sを走らせ、ルアンプラバンから北へ。
 メコン川沿いに30キロ走ると、パクウーの村に着く。メコン川とその支
流ウー川の合流点にある。村の中を走り抜け、ウー川の湖畔に出る。川幅は
100メートル以上はある。ディーゼルエンジンのついたフェリーがあるが、
まったく動く気配はない。車が来ないと動かないようだ。
 船外機の着いた渡し船がウー川を行き来している。船頭は、この船に乗せ
て対岸に渡ったらいいとジェスチャーでそういっている。
 何人かの人の力を借りて、RMXを船に乗せる。ぼくはRMXにまたがり、
船板に足をかける。渡し船はエンジンをかけ、川岸を離れる。大きく転回し
ようとした瞬間、重心の高いRMXはバランスを崩し、ドボーンと川の中に
落ちてしまった。ぼくも、川の中に投げ出された。幸い、まだ、足が着くく
らいの深さで、カメラなどの入ったバッグをすばやく頭の上にのせ、川岸に
這い上がった。
「あー、これで、インドシナ一周も終わりか…」
 だが船頭をはじめ、川岸にいた何人もの人たちが、すぐさま川の中に飛び
込み、力を合わせてRMXを川岸まで引き上げてくれた。みなさんのおかげ
で助かった。
 RMXの水を切る。しばらく天日で乾かす。そのあとで、エンジンのスター
ターをキックする。すると、5、6発目のキックで、エンジンがかかったの
だ。
 船頭の、今度は大丈夫だという言葉を信じ、再度RMXを渡し船に乗せる。
どうぞひっくり返りませんようにと祈るような気持ちだ。その祈りが通じた
ようで、タタタタとエンジン音を響かせて渡し船はウー川を渡りきり、無事、
対岸にたどり着くことができた。

ラオスの超悪路を行く

 ウー川は、メコン川の最大級の支流。ここでメコン本流と分かれ、支流の
ウー川に沿って北上していく。道は一段とハードなダートになる。悪路は超
悪路に変わる。トラックが悪戦苦闘して走っている。それを物語るかのよう
に、轍は深くえぐれ、RMXのタンクあたりまでスポッともぐり込んでしま
うようなところもあった。
「これでは雨期だと、走れないなあ」
 と、そんな声が出る。
 ウー川に注ぎ込む川を何本も渡るが、大半の川には橋がかかっていない。
川渡りの連続。エンジンが水をかぶって止まってしまうたびに青ざめてしま
う。
 断崖をL字型に切り崩した道では、尖った岩の上を跳びはねるようにして
走る。さすがのRMXも悲鳴をあげている。
 ルアンプラバンからの超悪路を120キロ走ると、舗装路に出た。ありが
たかった。泥まみれの格好で食堂に入り中国製のビールで乾杯した。

ベトナム国境へ

 舗装路を80キロ走り、北部ラオスの中心、ウドンサイ県のムンサイに到
着。中国雲南省に近いこの町は、まさにアジアの最奥の地。
 ムンサイでは安宿に泊まったが、中国・雲南省から来た人と一緒になった。
雲南省ナンバーのカーキー色をした四駆に乗ってきた。ここから中国は近い。
雲南省西双板納自治州との国境の町ポテンまでわずかに100キロほどだと
いう。
 雲南はぼくの憧れの地。雲南人とビールを飲みながら話し、情報を仕入れ
る。解放化がどんどん進み、今では雲南省の大半の地域に自由に行けるとい
う。近い将来、かならずや雲南の全域をまわろうと心に決めるのだった。
 ムンサイを出発。北西に進路をとれば中国との国境のポテンだが、それと
は逆の北東にRMXを走らせ、いよいよベトナム国境へと向かう。ベトナム
にうまく入れるのかどうか、期待と不安が入り混じる。
 だが、それ以上に、
「今、アジア最奥の地を走っている!」
 といった気分がたまらない。
 朝もやの道を走る。やがて峠道にさしかかり、登るにつれて雲海を見下す
ようになる。峠を越えると、ラオス最北のポンサリー県だ。道は幅の狭い舗
装路だが、路面は痛み、ところどころで大穴があいている。それに気がつか
ないで突っ込んだ時は、ガーンと脳天に響くような衝撃を受ける。
 山地に入る。ポツンポツンと山地民の集落を見る。子供たちが道路を遊び
場にしている。ブタが多い。イノシシのような顔をした黒ブタで、放し飼い
にしている。ニワトリも放し飼いだ。RMXのエンジン音に驚いて、バタバ
タッと飛んでいく。ラオスのニワトリは空を飛ぶ。ふだんはのっそりとした
水牛だが、時には怒り狂って血を流しながらケンカしていることもある。
 ムンサイから100キロ、ウー川に面したムンコアの町に到着。手動のフェ
リーでウー川を渡る。対岸からはダートだ。石ころがゴロゴロしている。幾
重にも重なる山々を眺めながら走る。ムンコアから70キロで国境。緊張の
一瞬。ラオス側の役人たちは驚いたような顔をしている。
 まずはうまくラオスを出国できた。500メートルほど先がベトナム側の
国境事務所。ついにベトナムに入った!


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[カソリの近況] 70代編日本一周 テーマ編(3)

「70代編日本一周」の第2部、2月17日以降の一覧です。
2月17日  「峠越え」(中山峠)※秦野
2月18日  「大山街道4」(柏尾道)
2月19日  「大山街道5」(田村道)
2月20日  「相武国境1」
2月21日  「相武国境2」
2月22日  「相武国境3」
2月23日  「相武国境4」
2月24日  「相武国境5」
2月25日  「峠越え」(志田峠)
2月26日  「大山街道6」(保土ヶ谷道)
2月27日  「峠越え」(阿部倉峠)
2月28日  「大山街道7」

※テーマ編の日本一周は、Twitter(@kasotaka70)にてリアルタイム発信中
です。


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[編集部からのお知らせ]

ツーリングマップル東北の2018年版が3月20日に発売されました。
今年度版には、新菊島温泉(福島)から磐梯吾妻スカイライン→蔵王エコー
ライン→月山越えと東北の絶景ルートを次々に走破し、最後は山形・秋田県
境の三崎で日本海に落ちる夕日を見るという1日の旅が、詳細なルートマップ
とともに掲載されています。
その他にも、明治初期、東北を縦断したイギリス人女性、イサベラバードの
足跡をフォローしたコメントをはじめ、多くのコメントが新たに追加されて
います。

昭文社ニュースリリース
http://www.mapple.co.jp/mapple/news/2018/02/8542.html
発売に寄せての賀曽利隆のコメント
https://kasoring.com/2018/03/28/08/52/42780

次回「カソリング」は2018年5月1日発行の予定です。

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[賀曽利隆の連載が読める雑誌、WEB&メルマガ]

アンダー400(クレタパブリッシング)
風まかせ   (クレタパブリッシング)
  http://www.crete.co.jp/magazine/

Webikeニュース(リバークレイン)
賀曽利隆コラム
  https://news.webike.net/author/kasori_takashi/

ツーリングマップル(メルマガ)
  http://c.bme.jp/35/3/18785/519624

カソリングHP
  https://kasoring.com/

カソリング70HP
  https://70.kasoring.com/

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 ● MAIL MAGAZINE『カソリング』212号  2018年4月1日発行
   編集・発行 カソリング編集委員会
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      │\/│<kasoring@kasoring.com>
      └──┘
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●『カソリング』バックナンバーを読むには:
<http://archive.mag2.com/0000037317/index.html>
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